『第17捕虜収容所』

行ってきました。



いや〜見事に男しかいなかった。舞台上に。
始まって15分くらいは、正直よくわかんなかったんですよね。役者の台詞が被ることが多いので、聞き取りづらいと言うか。
あらすじは知ってたけど細かいとこは全く知らなかったので、その間はちょっと舞台に入り込めず歯がゆい思いをしました。
30分過ぎたあたりからかな…何と言うか、ドキドキしてきた。

結果から言うと、面白かったです。
私は健が大好きで、正しい姿勢じゃないよなと自覚しつつどうしても舞台の進行の中心ではなく健ばかりを追ってしまう癖があるのですが、今回実はそれがあまり出なかった。
進行の中心を見逃すと勿体無いような気がして、極力中心を追いかけるようにしました。だからいきなりそこに健が飛び込んでくると、妙にドキッとするわけです。
そんな訳で、観ながらかなりイライラしたりしました。
だってさ〜、そういう話なんですよ。
だから舞台としては成功だと思います。少なくても私にとっては。
健がちゃんと役者に見えた。失礼な言い方かもしれないけど。
健の舞台、と言うよりは健が舞台に溶け込んでるような感じ。

何か…色んな意味で感無量でした。
チケット、今回2回分しか取ってなかったんだけど、当日券で何とかもう1回くらい観れないかなとスケジュール帳とにらめっこしたりしてます。
なんだろ〜不思議な舞台だった。
「ぎゃー!」と何かが燃え盛る訳でもなく、難解な話なのでもう一回見たい、とかでもなく、内容はともかく健がとてつもなく可愛いので見たい、とかでもなく。
健は可愛くてかっこよかったけど、あの位のレベルなら何時ものあの子のスペックです。話も単純と言えば単純で、「殺人者」や「二万〜」みたいに解釈にぐるぐるすることもない。
それなのにこの感覚はなんだろうなあ。初めてです、こういうの。

カーテンコール、3回もやってくれて最後は「じゃあ今日は礼儀正しく・・」と言って共演者の方々とアイコンタクトしたので何だろな〜と思ったら、全員で土下座です。土下座でありがとうございました。

可愛すぎるだろう!!!(汗)全く油断がならない!
2008年05月23日(金)

ニッキ / 松

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