紀姫日常。

2002年06月02日(日) ある部員の悩み

今日も一日部活でした。

こう毎日毎日部活してると緊張感がなくなって、マンネリなムードになってしまってます。

人数が増えたせいか、自分の存在すら危うくなってる気がする。

ぶっちゃけ、最近楽しくないんだよね、部活。
パートの人達が何考えてるのかさっぱりわからなくなっちゃったし、場を盛り上げ様としても空回る自分が情けないし、みじめだし。
じゃあ黙ってようと思って今日は静かに練習すると、それはそれでストレスたまって、残り30分、ずっと「早く帰りたい」って思った。
なんか誰とも話したくなかったからさっさと片付けして、いつも一緒に帰る子たちを残して、一番先に早足で学校を離れた。

今日は、あの空間にいること自体が苦痛で、一秒でも早く逃げ出したかった。
だから実践してみた。

こういう気持ちになることは初めてではなくて、前のときは友達に愚痴を言ったりしたけど、今回はその友達と話す事さえ無意味に思えた。

私は何もできないくせにプライドだけは高い人間だから、同情されるのなんて真っ平だったし、愚痴を言って、それで解決するわけでもない。

だからこうして日記に吐いてみたりする。

高校に入学して、この部活に入って、一年経って、下級生が入って、ようやく私は“嫌いな人間”という存在があることを知った。
それまではどんな人とでも付き合っていけると思ってた。
でも無理な人っているもんだねー。
知らなかった。


部活の人達がテスト終わった次の日辺りから、私には他人に見える。
先輩も後輩も友達も、部活を通すと他人に見える。
私一人、浮いてる気がしてならない。

そのことを何日か前、別の学校に通う友達に電話で言ったら、
たまにあるかもね、と言われた。
そして
そのうち、すぐに治るよ、と言われた。

治らないよ。ぜんぜん。

部活意外の新しい空間が欲しい。
違う世界に行きたい。
劇的な何かに逢えたら、この冷めた湯みたいな中途半端で陰鬱とした吐き気のする状態から抜け出せるのにな。


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紀姫 [MAIL]

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