明日も仕事なのに千と千尋全部見てしまった…。金ロー恐るべし。
何回見てもすごい面白いよ!なんでこんな面白いのこれ?なんで?冷静になるとストーリーの行き当たりばったりさに愕然としたりもするけど。 真面目になんでなんだろうな〜と考えると、前半のテンポの良さと丁寧なキャラクター描写と背景じゃないかな、と思う。 前半のテンポの良さはジブリ随一じゃなかろうか。ぐいぐい引き込まれちゃうよね! 丁寧なキャラクター描写っていうのは主人子のキャラクターね!最初はぜんぜんかわいくないんだけど、最後はもう自分がハクになったかのように愛しく感じますよ、千尋ちゃん。ハクの美少年描写もたまらないが。 背景は流石としか言い様がないよね!あのオリエンタルな世界観!モブキャラがごちゃごちゃ動くところもジブリでしか見られない良さだよね!あと電車に乗るところなんか二階堂(麦焼酎)のCMかっていう雰囲気が凄いよね…。夜暗くなってから出てくるチープなネオンとかさ…。油屋のわいわいした雰囲気からすっと静かになるあの切り替えが切ない気持ちを高めるのだ。 そんで最後の、手をはなすシーンでやっぱりぽろりときちゃうんだよ…。なんか自分の今までの色んなお別れを思い出してしまう。 あ、大事なこと忘れてた。テーマ曲も最高ですよね!
はー、興奮冷めやらない。
年を取るごとに前衛的、観念的になっていく宮崎アニメですが、そのまま突っ走ってくれ、という気持ちと、また冒険モノを作ってくれ、というふたつの思いが対峙しちゃいます。紅の豚みたいな空中戦が見たい…。
今年は吾郎監督のコクリコ坂からだそうですね。 この機会にもう一回、ゲド見てみるかな。
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