大津のいじめの件、キツいですね。今頃どんなに騒いだって本人はもういないと思うと遣る瀬無いです。せめて遺された家族の心がほんの少しでも報われたらと思います。

よく、自殺するのは弱いからだ！となぜか被害者を叩く人がいますが、自殺しか選ぶ道がないという状況がどんなものなのか想像できないんですかね。そういう人は、ちょっと自分の人生や今まで受けてきた教育を振り返ったほうがいいと思いますよ。死ねって言われたら死ぬんですかね。そんな簡単に自殺なんてできないでしょう。

正直、いじめを苦にした自殺なんて驚くような話題ではないです。またか、という気持ちです。
ただ本当に今回は周囲の大人たちの対応が最低すぎます。市役所に警察が入るってどんだけ恥ずかしいことでしょうか。

いじめをなくすことは難しいと思います。
自殺をさせてしまったのは明らかに加害者と学校関係者です。これだけ酷いいじめがあったにも関わらず教師が知らないはずありません。
教師って聖職だと思っています。なんでこんなことを許すんでしょう。

しかし、いくら中学生だからといって、常軌を逸しすぎだと思います。なんだか簡単に転校やらなんやらしているようですが、加害者の為を思うというのであればそれなりの施設に入れて“あげる”べきではないでしょうか？…人権って難しいですね。


大人になってから、中学生の頃に読みたかったなぁと思ったものがあります。
村上春樹の「沈黙」と羽海野チカの「3月のライオン」です。
子どもに読ませて損はないと思うんです。特に後者はしっかりした大人とそうでない大人がでてきていいと思うんだよなぁ。

あと、さかなクンの「いじめられている君へ」は有名な素晴らしいエッセイなので子どもたちには読んでほしいですね。

あと数年前、ニュースZEROでいじめ特集をやったとき嵐の大野くんが「いじめられるほうも悪いっていうけどいじめるほうが絶対悪い」と断言していましたが、本当にその通りだと思います。私のもやもやをバッサリ切ってくれました。また嵐でそういう特集やってほしいな。

つい長々になってしまった。
書かずにはいられなかった。