最近、久々にスピッツを聞いています。 ウォークマンに入っているのが『スーベニア』『さざなみCD』『色色衣』なのでそのローテーションですが、この3枚だけで1ヵ月は持つね!
そんな中で滅多にベスト盤は聴かなくなってたんですけど、本当に久々に聴いてみたら、当たり前だけど名曲揃いでびっくりしました。 特に、名曲だけに聞き古された感のある『チェリー』…これは。 久々に聴いたら新鮮だった、というか、よく聞いていた頃は子どもすぎてよくわかってなかったんだなー。
社会人になってからすごく、すごくお世話になった人が離婚して故郷に帰ることになり、そのお別れ会の帰り道で聴いたので、余計感傷的だったせいもあるけど。 結婚もしたことのない私が、離婚なんて大変な出来事を想像することは難しく、突然の別れに寂しさばかりが頭をぐるぐるしていてそれについて何も言うことができなかったのですが、帰り道でこれを聴いて、少し、その人の気持ちが少しだけ想像できました。 そうだったらいいな、という私の希望だけど、きっとその人も希望を持っての旅立ちなんだろうな、と。
普遍性ってこういうものなんですね。驚くほどに色褪せない名曲に救われた気持ちになりました。
この冬は春を待たずに別れがたくさんありました。 でも、どれも、誰もが前向きで、眩しく感じていました。 私はなんだか置いていかれた気分で寂しさばかりが重たい石みたいになって何だかやる気の出ない日々でした。 この2日の休みもなんだかぼーっとしたまま終わってしまったのだけど、やっぱりそういう時には一念発起でちょこっと掃除してみたら少し心のほうも片付いたような、少しはマシになった気がします。 1.5日ぐらい無駄にした感じですけど、少しずつでも取り戻していこう。
別れってさぁ、ほんと辛いんだなぁ。 また会いましょうって言って、簡単に会えないってことをもう知ってしまっているから。 ここ1,2年、そんな経験が多いです。でもそれが大人になっていくってことなんだよね。別れが辛いなんて、それほど好きな人たちに出会ってたってことなんだから。 気付くのはいつも遅いけど、ちゃんと気付けてよかったよ。 だから、辛い思いを糧にして、しっかり自分も頑張らなきゃだよね。てか、頑張りたいよ。
いつかまたこの場所で君とめぐりあいたい。
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