担当の子が白血病らしい。後いくつかの検査をしないと確定ではないものの80%の確立はかなり高い・・・。
思春期の頃は、友達と冗談で白血病のか弱い女の子に変な憧れを持っていたこともある。朝礼でふらっと貧血を起こして倒れるなんて、なんて女の子らしいって憧れだったし、百恵ちゃんの赤いシリーズ(歳がばれる??)なんて百恵ちゃんの効果もあいまって、それこそ自分がヒロインにでもなったつもりで真似っこしたものだった・・・。
けいのの身内はそういう家系なのか、かなりの確立でガン保有率が高い。 特に母親の家系の殆どの人が何らかのガンに罹っている。しかし、みな大人であって、いい歳担っていたから、これも運命かなって感じで受け止めていたけれど・・・。
でも、2歳の子が白血病に罹ったとなったら、これも運命??なん簡単には言えない。その子の顔がちらついて、気になって仕方がない。 まだ2歳だよ?若いから治ろうとする生命力に頼るしかない?でも、体力がついていかないくらい小さい・・・。 首なんて片手で握れるくらいで、命なんてかなり簡単に奪えたりもするんだろうなって改めて思うけど、頭で考えないで、体が生きようとするその力を改めて感じずにはいられない。
これも運命だって思わないでもないけれど、それでも自覚して自分が何かを考えられるようになるまでは長生きして欲しいなって思った。
けいのの人生だってそんなに良いものではなかったけれど、それでも楽しいことがたくさんあって、辛いことも経験してきたけれど、それでも捨てたものでもない。 この子には、もっと色々な道が開かれているのだと思うと頑張って欲しい。
白血病だと知らされたときのみんなのショックは大きかった。それを受診に付き合って真っ先に聞かされた同僚の動揺は計り知れない。 昨日は、その同僚と夕食を一緒したのだが、彼女はもう、ひどく落ち込んでいた。けいのが自分で病院に連れて行く番だったら、彼女にこんな思いをさせないですんだのに・・・。
でもね、落ち込んでばかりはいられないんだよね・・・。 とても辛い出来事だけど、早く病気が治るように、願っている。
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