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■ ムシムシケムシ。
イタイ。 右腕イタイ。 キミが不意に触れた右腕イタイ。
黄色く小さいキミ。 小さくとも破壊力抜群のキミ。
雨露が滴る柿の葉。 いつもは葉っぱの裏でひっそり暮らしているキミは、 たま〜に出てきて自慢の毒針を手入れする。
ただそこに居ただけなんだよ、僕は。 キミの居場所を奪う気も無かったし、 キミを虐める気も無かったんだ。 でもキミは僕の言い分も聞かずに、自慢の毒針で僕の右腕を虐めた。
おかげで右腕は容量2%UP。
イタイ。 キミが触れた右腕がイタイ。
2002年09月17日(火)
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