2002年11月19日(火) 腹を括るとはこういう事か。
もう多分、あたしは幸せな恋愛はかけない。
あたしが言葉を書き始めたのは、
近すぎて遠いあのこに言葉を伝える為だった。
未だに名前を言う事さえ出来ないのは、
他人に知られてはいけないっていう罪悪感があるからだ。
あのこがあたしを振り返らなければ
あたしは言葉を紡ぐ必要が無い。
そうして今、あたしは本当にそれを必要としなくなった。
あたしとあのこはもう駄目だ。
駄目になった。
多分。
そんな予感がして堪らない。
不安も怒りも涙も全部がそう言っている。
頭がくらくらする。
ぼーっとしてうまく働かない。
思えばあのことの約束なんて只の口約束で。
只の出任せだったのかもしれないのに
それを勝手に信じたあたしが悪いといわれればきっとそれまでだ。
愛してるなんて只の言葉でしかない。
あたしは言葉なんかほしくない。
そんなものいらない。
あのこがいればそれでよかった。
あのこは正しい。
未だに成長できずに足を引っ張ってここまできたのは
只のあたしのエゴでしかない。
あのこは恐ろしく正しい。
私は振り返ってはいけないのだと思う。
久保田先輩は大好きだけど
あたしは今あのこが此処に来たら
きっと先輩の事さえ忘れてしまう。
昔和也が言っていたのと同じだと思う。
和也は「他に誰も考えられない」と言った。
あたしは和也が分からなかった。
だけどあたしは今、あの子以外には考えられない。
愛せそうに無い。
多分このまま、引き摺っていてはいけないのだと思う。
だらだら友達とも男子とも付き合えそうには無い。
久保田先輩の事も。
あたしはこのまま先輩に寄り添っていてはいけない気がする。
2人とも駄目になる。
大変な時期だし、多分あたしはやっぱりあのこが好きだ。
背を向けて生きなければいけない。
先輩は先輩の道を行くべきなんだ。
もう、ほんと、に、いっぱいいっぱいで。
あたしは、恐らく、というか絶対。
あのこの脳裏から消えない人間になる。
背を向ける事になったとして、
あのこが私を忘れない。
そんな幸福。不安とか絶望とか、抱える物が多すぎる。
あのこは私を見失わずに掴む事ができるけど。
多分もうあの笑顔を見ることは出来ない。
できるならこのまま別れた方がいいんだ。
あたしとあのこはいつも反対方向に生きなければいけないと
言われた事があった。
ある種の人間同士は側に居続ける事が出来ない。
だからあのこはこの場所を去っていった。
あたしは、もう、だれも愛せなくて。
真実を、知って。
だけどあたしは余計にあのこを愛しく思ってしまった。
あたしはもう、あの子以外を愛する気は無い。
あたしは、この短い人生のナカで
あのこ1人を愛し続けられれば、それで幸せ。
これ以上の幸福なんて無いと思うし、望まない。
あたしはもう、あのこ以外の人を、
見る気がありません。
その決心が、皮肉にも、今日、つきました。
あのこはもう私を振り返りません。
わたしも、もう振り返らない。
それでもあたしは残りの人生を、
多分、全てあのこに捧げる。
愛し合うことができなくても、
同じ場所に居られなくても、
あたしはあのこと同じ時間を過していくのだとおもいます。
この世界のどこかにあのこがいると信じて。
あのこが死んでも生きても。
もうわたしとあのこは他人でしかないけれど。
元の関係に戻った。
それは一番近くで居られる場所。
けれどあたしはもう一生あのこの対象にはならない。
それでもあたしは。
それが決まった今日。
あのこを一生、愛していく決心をしました。
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photo by nezi-shiki