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2003年03月25日(火) 原色



とうとう春休みに突入してしまいました。
ぃやっほぃ!
遊ぶぞー!
お金は無いけど願望だけはある!(何)
あーあー。
無料で1日楽しめないもんですかね。

春休みにあのこが帰ってくる予定は無いみたい。
冬休みに会えたんだから、
また会いたいなんて思うのは随分な我侭だろうけれど。
少しずつ鈍感になっている自分が恐いと思う。
幸せにも苦しさや辛さにも、あの子のことも。
昔みたいに鋭く捉えたり感じたりは出来ないみたいです。
そういうのを成長だとか呼ぶんだったら
それは喜ぶべき事なんかじゃないと思う。
とても悲しい。
いつだってあの子に敏感なあたしでいたかった。
そのほうがずっと美しいじゃない。
感じる事にさえ鈍くなったら、あたしには何が残るんですか。
風化していく気持ちが酷く恐い。
そうやって昔の事と混乱したり、混ざり合ったりするなんて。
あの子はいつだってあたしの記憶の原色でいてほしかった。
ちっとも混ざっていなくて、それでいて最も鮮やかで
そういう色がとてもよく似合う人だった。






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