2003年06月30日(月) 愛なんていらねぇよ
なんか全てがどーでも良くなってきた。
誰も未来の事なんか分からない。
誰かが誰かを愛するというのはとても簡潔な言葉。
言葉は言葉でしかない。
そんなものに惑わされる事が楽しいと思っていた。
今は到底そう思えないけれど。
誰かが誰かを愛するのは実用的で機械的で人間的だ。
そういうのを本能って言うんですかね?
ただ、そういうのがどーでも良いと思ってしまったあたしは、
もう廃人以外の何物でもないのかもしれません。
愛なんて必要が無いんです。
あたしは身近な人達の現状を沢山見た。
そうして身近な人達を沢山失った。
結局自殺した人だっています。
でもあたしはその時あまりに幼く、それは仕方の無い事だったのだと諦めていた。
そんなことない。
仕方の無い事など1つも無かった。
全部あたしの過失だ。
いじめられて死ぬ人だっているんです。
自分の言葉1つで人が死ぬんです。
そういう状況のナカでギリギリの人達と好んでつるんでいました。
もちろん、今も。
人生がどんなにか儚い事を知っているこっち側の人間は美しいもの。
あたしは、狂ってしまったのかもしれません。
あたしの言葉1つで助けられたかもしれない人が居ました。
あたしは結局、その人の死を大分後に知りました。
自殺ということも全部含めて。
あたしはずっと責任逃れをして来ました。
けれどそれも限界。
あたしは人を殺したんです。
ゆっくりと、ゆっくりと。
刺すなりなんなりして一瞬で殺してあげたほうがまだマシです。
あたしは過失を犯している。
あの人は助かるはずだった。
あたしは何故あの人を助けられなかったのか。
愛も友情も恋人も何も要りません。
あたしはいくら逃げたって逃げ切れない罪を背負ってる。
あたしはあの人の人生を自殺というたった2文字の言葉で終わらせてしまった。
あたしが殺したのと同じだ。
あたしは殺人を犯しているのです。
他にも沢山理由はあったのだと思います。
けれど仲間として助けられなかったあたしもまた、共犯者なのです。
拭いきれない罪で真っ赤に染まっているんです。
あたしは汚れてる。
周りの人達の幸せを望んで止まない。
誰かを愛したり愛されたりできるってことはとても大切な事。
恋人が居るっていうのはもっと大切な事。
そんな現状の中にみんなが居る事を望んで止まない。
あたしは誰も愛する事が出来ないもの。
あたしは死んだあの人の為に生きてるんです。
あの人の為に。
なんか暗い感じになっているけれど、そんなことも無いですよ。
あの人は死んだけれどあたしは今でもあの人を想ってるから。
忘れないもの。
決して、忘れない。
だからあの人は誰も呪わない。
死は開放ではないけれど束縛かと聞かれればそうでも無い。
そんなのは死んだ人間にしかわからない。
つか学校行きたくねぇー。
どーでも良いよ、ほんとに。
学校での人間関係なんて煩わしいだけだもの。
あんな場所行きたくない。
部活だって行かないのはその為です。
後輩との関係が煩わしい。
同学年との関係でさえ煩わしいんだもの。
みんな死んだってあたしはきっと泣けない。
必要の無い人たちだから。
うちの学校の生徒って平和ボケしすぎなんだよなぁ…
いつも笑顔の人なんか大嫌い。
自殺を身近に感じられないなんて大嫌い。
少女らしい少女も少年らしい少年も大嫌い。
空気が読めない人間も大嫌い。
授業を真面目に受けないやつも大嫌い。
常に屯っている奴らも大嫌い。
恋に愛にと明け暮れる毎日を送ってる奴も大嫌い。
明るい人間が大嫌い。
この学校のほぼ全員が大嫌い。
もちろん大切な人は沢山居る。
お友達は大好き。(女限定。男子はほぼ100%必要ねぇ。)
でもみんな大嫌い。
あたしは、あたしが大嫌い。
平和ボケしすぎてどんなにか苦しんでる人達を忘れてるみたい。
ほんっとにムカツク。
つかしばらくあの子の事書いてなかったなぁ。
やっちゃんには彼女がいます。
幸せそうです。
だからもう良いんです。
あたしは彼を未だ1番に愛しているけれど、
そんな事はどーでも良いんです。
ほんとに、どーでも。
誰が誰を愛していてもそんな事に興味がなくなりました。
愛は利己的で実用的で可憐です。
愛というのは駆け引きの遊戯だと思っていました。
でもそうでは無いことを知りました。
あたしはそういう事実に酷く興醒めしてしまった。
世の中には遊戯など無いのです。
全てに意味がある。
おもしろくねぇ。
人間失格を読んでしまったら、人を愛する事が出来なくなりました。
やっちゃんのことさえどーでも良くなってしまいました。
あの本はあたしを酷く無気力にさせる。
人間なんて信用できません。
あたしの気持ちが分からないならあの本を読んで下さい。
きっと、誰も愛せないから。
愛せない。
愛なんて必要が無い。
そうやって生きることでしか人間らしく生きられないんです。
裕ちゃんが誰を想っているのか分からなくなりました。
あいつは何がしたいんだろう?
恋人がいるのにしょうちゃんと朝を迎えた?
何、それ。
裕ちゃん、どういう意味なの?
何をしたの?
ねぇ?あたしのしょうちゃんに何したの?
意味わかんないよ。
あんたは何がしたいの?
朝を迎えましたってどーゆう事なの?
ねぇ。あたし、馬鹿だからわかんないよ。
しょうちゃん、しょうちゃんはそれで良いの?
裕ちゃんもしょうちゃんもほんっとに馬鹿。
そんなんじゃ誰も幸せになんかなれないよ。
2人を慰めるのはもう嫌だよ。
泣くぐらいならもうそんなややこしい関係もたないで。
慰めようが無いよ。
どうして。
どうしてそんなに事を複雑にするの?
裕ちゃんにもしょうちゃんにも幸せになって欲しいよ。
もう、涙なんかみたくないのに。
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After
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photo by nezi-shiki