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2004年02月03日(火) 求めないなんて嘘



テストずくめの日常はやっぱ辛いわけで。


同情されるのはごめんだ、と。

まるでそう言っているような目だった。

心からの薄ら笑いだった。

可哀相だとかそういうのを通り越して、少し怖かった。

あいつはああやって生きていくのだ。

あたしと同じだと思っていたのに、全然別の場所にいた。


嗚呼、そうか。

馬鹿みたいに愛だとか恋だとかに冷めていたあの時のあたしと同じか。


あたしはあんなに冷めた眼で笑っていた?


捻くれた性格は昔から。

応援してたのはいつもバイキンマンだった。



泣きたくなる。


あたしは何を掴む為に此処にいて


誰があたしを愛してくれる?




求めないなんて嘘。


あたしが思うのと同じくらい


あたしを愛してほしかった。




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