2002年04月08日(月)

何を想う?


大好きな人が亡くなったらあたしはどうするだろう。
何を想うだろう。
大好きな友達が亡くなったら?
父が亡くなったら?
母が亡くなったら?
兄が亡くなったら?
祖母が亡くなったら?
先輩が亡くなったら?
先生が亡くなったら?

じゃあ、大嫌いな人が亡くなったら?

あたしは何を考え、何をするだろう。
大声で泣くのだろうか?
引きこもってしまうのだろうか?
わからない。

別れは突然にやってくる。
その別れが重ければ重いほど、いきなりやってくる。
永遠の別れはとても突然で、そしてあっけない。

思いも、しなかった。
突然の、別れ。
あたしはまだそれを受け入れきれていない。
本当は、もっと涙とか出るんじゃないか?
もっと、こらえきれないものが溢れてくるんじゃないか?
なんでだろう。
もっと悲しまなければならない気がする。
でも、出てこないんだ。
涙が出てこないんだ。
きっと私はこのまま、
彼女の死に何も感じれないまま、この出来事を忘れていく。
でも。
偽りの涙なんか流したくない。
そっちの方が、よっぽど彼女に失礼だ。

私がしなければならないことって何だろう。
何をしてあげられるだろう。
彼女の望んでいることって何だろう。


何てことない日常が、実はすごく幸せで、
”イイコト”がない、って言っている人にも、
本当は幸せなことがわかる瞬間があるはず。
幸せすぎて、
自分がどんな恵まれた環境にいるのかつい忘れがちになる。

                    3月27日の日記より


結局、あたしは何にもわかってなかったんだ。
何も感じとれていなかったんだ。

彼女はもう戻ってこない。
二度と私たちの前で笑顔を見せてくれることはない。
永遠の別れが、訪れてしまったから。
最後に。
せめて、あなたの居る世界では、あなたが幸せで居られますように。
これが、今のあたしに出来る、精一杯の、こと。




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