| +-- ★あだだだあだ --+ |
今、心の中を占めているのは、罪悪感。 騙していたわけじゃない。けれど…結果として、騙していたことには違いない。
…いや、自分は分かっててここに来ていた。だから…やはり、騙そうとしていたことになるだろうか。
自分の正体が暴かれそうになったのが怖くなって、目の前から逃げ出した。 1年間傍に居て、彼らは決して自分を責めたりしないのは分かっていたけれど。 …それでは、自分が許せなかった。 だから、逃げ出した。
村の外…森のほうへと走り出したこと十数分。彼女の目の前には、見覚えのある光景があった。 「ここ……1年前に、彼と会った―――」 森の木々の葉の隙間から漏れる光。そしてその中に佇む、青い泉。
そうだ。ここは…自分があの村へと行く前に水浴びしていて。その時に、突然彼と遭遇したんだった。
思い出したけど、それが今の彼女にとっては…ただの罪悪感としかならなくて。 腰の剣と羽織っていた上着を放り投げ、靴をも脱ぎ散らかして…
バシャッ!!
そのまま、泉へと飛び込むように身を沈めた。 長い髪は水の中で広がり、濡れた服は身体に貼りつき、身体の線をくっきりと映していた。
何でみんな、そんなに優しいの?そんなに温かいの? 私は皆を騙していた。ずっと…この1年、村の中でずっと…秘密裏の指令の為に居た。 元々気が進まなかったけれど、それでも自分の一族の為に、仕方ないとも思った。
でも…そんな私の正体を知っても、何であんな優しい顔で笑ってくれる?
水の中から顔を上げる。 髪から滴る水は顔を濡らしていて。…ちょうど良い。泣いている事は分からないだろう。
私は汚い奴なんだ。人の信用を裏切って、そうしていこうと思ったのに。 あの温かい人たちの中に居たい、そう思ってしまって。
だから、来ないで。私を心配しなくていいから。 来てしまったら…私、やっぱり自分が許せなくなりそうだから。
↑久し振りにわけの分からないSSです。 たまーにこういうのも書きたくなるときがあるのです。…本当に久し振りですねえ(ぇ。
只今本当に右手中指悪化状態。キーボード打つ時も痛くて痛くて(つд`) 皮が半分剥けてるんだけど、コレを剥くと更に痛くなるから我慢我慢。 今そのせいで殆ど音ゲーができません;仕事のこともあるけど…何よりホントに時間も余裕もない! あああ…。Y月さんから貰ったバトンも答えたいのに…よ、余裕をプリーズ(;´ω`)
とりあえず、明日行けば3連休なので頑張っていこー。 …クリスマスはちょっと自分的余裕がないのでやっぱり絵は無理そうです; その分正月に頑張りますので許してください…(ぇぇ。
とりあえず絆創膏必須。うう…指が痛い;;でも指の先端って絆創膏巻きにくいんだよねえ…。
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| 2005年12月21日(水) |
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