| +-- ★まいさいとばーすでー。 --+ |
腕を組んで、じっと睨み付けること数十秒。彼は随分と殺気を込めた視線を投げる。 しかし、筐体に向かってひたすらプレイに打ち込む彼女には、その視線は全く感じていなくて。
後頭部に結い上げた長い黒髪を揺らしながら、彼女は優雅な指使いで階段を叩いた。 …いや、叩いたというよりは弾いたといったほうが良いかもしれない。それくらい滑らかな動きだった。
曲が終わると、ふうっと息をついてリザルト画面に目を向ける。…評価はAAAだ。 「凄いなあ」 「ええ、流石ですね…」 彼の側に居た二人の少女が、そのプレイに思わず見惚れる。 仲間内でもかなりの腕前の彼女は、この二人のライトプレイヤーの少女達から見たら既に別世界の存在のようで。
そんな彼女は、評価とスコアを画面で見比べて、 「うーん、あと2点でハイスコアだったのになー。ま、仕方ないかね」 そう言いつつも、EXTRAで最後の曲を選ぶ為にスクラッチを回しながらどこか嬉しそうな表情だった。
「最後どうするかねえ。アタシの得意分野で行こうか…なんかやって欲しいのとかある?」 「あ、私は『INAZUMA』とか見たいかも。これ、ノーマルでも難しくて」 鮮やかな橙色の髪の少女がそう言ってカテゴリを指差す。 最初は近くに寄るたびに魂が抜けそう(実際にそうなる)だったのだが、最近は大分抑えられてくるようで。 まあ、一度乗り移った(と言うか憑いた)身としては、少し申し訳ない気もするけど。
「ああ、いいよ。…そう言えばアンタ、この曲好きだよね」 笑いながら少女に目を向けると、彼女は明らかに頬を染め、どこか照れたようにうろたえた。 「え!?あ、まあ…えっと、好きですけど…」 「……だって、あの人の『名前』だものね」 「きゃーっ!言っちゃ駄目だってばっ!!」 黒髪の少女がぼそっと言った言葉に更に過剰反応。 ばだばたと手足をばたつかせながら叫ぶ彼女を見て、二人は思わず吹き出して笑ってしまった。
「……ふん、いきなりやって来て何かと思えば…」 トゲの兄(仲間内談)は、やっぱり相当面白くないようで不機嫌MAXの状態で呟いた。 妹の頼みとは言え、店にある筐体を勝手に使って… しかも自分より上手いとなれば、彼の複雑な心境も分かるだろうか。
でも楽しそうにしている妹の手前、あまり大きな声でも言えず…悶々としっぱなしなのであった。
最近オリジ話とゼファ話を会社でメモり、ポプ話を携帯で打っているせいか…デラのDJネタが減ってますゴメンなさい; いや、前に日記SSで書いたあのお子様カプ+αの話は結構進んでますが…。 3月になったらまた忙しくなると言われている&会社で暇な時間なくなる。 あと2日の間に何かしら書きたいな…。 今は本社にいるからこそ仕事なくて暇しててそういったいろいろなことしてるのでね;
…はい、3月になったら真面目に働きますから。
それは置いといて。
はい、今日は題名どおりの日です。
恐れ多くもこのサイト5周年です。 ……正直、良く続いてるなーって思ったよ自分でも;
今私のサイトに来てくれている方々の中で…このサイトの基本だった状態を知ってる人って居るんでしょうか。 元々、サガ系とドラクエのイラストサイトだったんですよ、ここ。 今はドラクエはジャンル外になり、サガ系もかなりペースダウンしてしまってますが…。 そして絵よりも小説の方が増えてますよ自分;
昔の絵とか…たまに発掘するんですけど、明らかに高校時代の絵とかもう見れない!! かろうじて見れるのは3年位前の絵からです。下手したら今よりもよく描いてたので上手いと思います。 ポプの絵描き始めたのがそれくらいの時だったからねー。
今じゃこんな駄目人間になってますが(ぇぇ)、今後も時間(と余裕)の許す限り頑張っていこうかと思います。
……で、昨日宣言したのに、絵描けなかった(;´ω`) いやね、昨日…厳密に言えば今日、オリンピックの男子回転をずっと見てたら寝たの4時とか。 あまりにも睡眠不足過ぎて、昼飯後はばたんきゅー状態でした。眠かったんですよすごく…。
スイマセン有言不実行人間で(爆死。
とりあえず、今日はこの辺で去っておきます。明日、某方から頂いたバトンに答えますね〜。
明日、いきなりお金が跳んでいきます。昼休みが銀行と郵便局駆け回らないと終わらないー!!…まあ自分がやったことだけどね。
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| 2006年02月26日(日) |
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