| +-- ★破壊続き… --+ |
何も考えてないわけではなかった。でも、考えることすら…もう意味を成さないのかもしれない。 そう思い、少年は溢れる涙を拭おうともせずに、悲しそうな目でただぼうっと突っ立っていた。
中央ホールは、外へと続く玄関がある。 普段はそこの手すりには、彼らが触れると電流が流れる仕組みになっている。 身体能力の高い、彼らのような『生体兵器』なら、難なく飛び降りてしまうからだ。
金色の髪の少年はしばらくそこに立ち尽くし、乱れた呼吸を整える。 その間も、その赤い双眸から止まることなく涙は流れていた。
やがて、少年の命を奪おうとする男たちは、近づく声と共に追いついてくる。 背を向けて立ち尽くす少年の姿を認め、駆け寄ってくるのが分かった。
肩越しにちらり、と彼が振り返ったかと思ったら… 少年は、電流の流れる手すりに手をかけて、その上に立ち上がった。
身体が痺れるのは分かっているけど、不思議と痛みは感じない。
男たちがその行動に驚き、一瞬足を止めたとき―――
少年の身体は、空中に投げ出されていた。
落下する感覚。三階くらいの高さでも、頭から落ちれば多分死ねる。 もう、どうでもいい。どうせ死ぬなら…どうせ殺されるなら、今この場で頭を打って死んだっていい。
完全に瞳を閉じて空中へと身体を投げ出した少年は、その浮遊感がとても心地良いと感じた。 (……僕たちは、生きてちゃいけないなら―――) 次に受ける衝撃を待ち、ただその重力に身を任せていた。
しかし、その時は訪れなかった。
「ちょっと待て…っ!!」 「!?」 聞き覚えのない声に、ジエルの瞳がぱっと開く。 そこに映ったのは、間近に迫った床と……黒服の、若い男の姿。
そう確認したと思ったら。 ドッ! ズサササササッ!! 二つの音が、重なった。
ぐぅ、と息が詰まる。 身体にかかった衝撃は、結構重いもので…
「…何とか、間に合ったかな?」 「……!?」 間近で聞こえた声に、顔を上げようとするが…しかし今どんな状態になっているのか良く分からない。
視界は、床に激突…はしていなかった。でも、今目に映るのは、白い床。 身体は地面についてはいない…ふわり、と浮いている感覚。
でも身体に感じるのは…人の体温だった。
だから書くなら気合を入れて書けというのに(つд`) …スイマセン今本当にいろんな意味で撃沈中です;
本日…この前のプレイヤーに引き続き、チャリまで壊れたようですよ奥さん。
漕げないわけじゃないから、乗るのには支障はないけど…スタンドが下りなくなったので、止められなくなった(;´д`) 駅の駐輪場がスタンドで立てるタイプじゃないのは助かった…。
なに!?これは何かの陰謀!??(違うから
まあ、結構乗ってたから寿命ってのもあるんだろうけど。 少なくとも、プレイヤーに比べれば壊れる理由はいくらでも。 一番の理由…やっぱり寿命?
そんでもって、朝スタンドが下りなくなったマイチャリですが… ヨー●ドーの自転車売り場(修理もしてくれる)に持って行ったところ、スタンドを止めている螺子が緩んでいたとのこと。 それでスタンドの金具がおかしな位置に入り、下ろせなくなったらしい。
螺子を絞めてもらうと、直った; 良かった買い換えるってことなくて…と思ったら。
そこの直してくれたおじさんが言うには、スタンドが思いっきり錆付いてるから、螺子がすぐに緩くなりそうだ、と。 要はスタンドを動かす操作をするたびに、錆びてるので螺子が動きやすいって。
……ってことは、また壊れる(緩む)可能性が思いっきりあるわけですね;
……それともおじさん、それは遠まわしに買い換えろとでも言ってるんでしょうか…。
で、自転車はまあ良いとして。
ミュージックプレイヤーの方ですが、これはもうヨ○バシに行ったら…即修理だと言われた; まあ、HDDが動かないんじゃもう意味ないもんね…。 中のデータは全部消えるかもとか言われたけど、別に問題ないかな。殆どパソにも入ってるしー。
でもねえ…音楽無し生活、意外と厳しいよ; やっぱりいつも耳に音楽が流れてたわけだから、無いと本当に雑音が耳につく。
…本日隣に座ってた親父の新聞のカサカサ音にちょっぴり切れそうになったのは秘密の方向で。
最近ミクシィに書いたものをこっちに書いてるケースが多い…。携帯で書きやすいってのが大きいかなやっぱり。
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| 2006年03月08日(水) |
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