| +-- ★のんびりー --+ |
ガラス越しに見る外界は…青白い、冷たい光を放っている。 白い雪が大地に降り注ぐ…全く温かみのない世界。それが、今眼下に広がる光景だった。
眼鏡の奥で青い瞳を細めた少年は、手のひらをひんやりとした窓に当て、その外の光景をじっと見つめていた。
不毛の地。白と機械と…そして、閉ざされた白の世界に、脈打つのは…微かな光を持つ、芽。
そんな世界に存在するのは、それぞれ異なる、はじまりの『種』。
それは…彼自身と、唯一無二の仲間達を示す、存在の証でもあった。
「…変わってない?」 後ろからかけられた声に、少年は驚いた風でもなく、軽く振り返る。 視線の先に居たのは、肩くらいで揺れる茶色の髪を持つ少女。 少女は小さく首を傾げ、少年の方へと歩み寄ってきた。
「…いつもと変わらないよ。―――外は、世界は変わらない」 少女の問いに、小さく首を横に振りながら少年は答える。
それは、いつもと変わらない―――問いと答え。
やがて少女は、少年に寄り添うようにして隣へと歩み寄り…同じように、外を見つめた。
外界は…外に広がる白銀の世界は、一言で言ってしまえば…大地のない世界。 そして、『人』の居ない世界… 『彼ら』と言う存在のみが、そこに在る…不完全な世界だった。
ガラスに当てた手が、冷える。 外が寒いので、窓に当てただけで少年の体の熱は容赦なく奪われていた。
熱を奪われて白くなった少年の手のひらに、ふわり、と暖かい感触が舞い降りた。 そこに重なるのは、彼よりも幾分小さく、そして線の細い滑らかな肌の手のひら。
「…大丈夫。きっと…大丈夫だから」 茶色の髪の少女は、そう言って視線を横へと向ける。 少年の眼鏡の奥にある青い瞳をじっと見つめると、やがて、にこり、と微笑んだ。 「きっと、いつか…変わるはずよ。ううん、変わらないといけない。そのために、私たちはいるんだから」
彼女の茶色の瞳を見つめ返し…少年は、やがて、くすっと笑った。 「……そうだね。僕らは…仲間だからね。―――うん、一人じゃないんだから、皆で…生きないと」
その世界は、白と、機械―――そして…崩壊と、創造を司る。
儚く消え行きつつも、そして、いつか―――
本日、有休とったのでゆっくり休めました。 ……つーか寝すぎだったけどね(;´ω`)
しかし、本日……
暑いんじゃボケ―――っ!!
朝起きた時なんか掛け布団蹴り飛ばしてましたよマジで。 あまりにも暑すぎて、顔が陽に焼けたっぽいですよマジで。
…30度近くまで上がったとか、え、今やっと5月になったばかりだろ。 しかも明日は一気に気温下がるとか。何この異常気象。
…おかげで微妙に体調不良っぽいです本当に。
でも、3日のスパコミと神羅マニアックスは行きたいんだ…!!が、頑張るよ…!!
明日は仕事。そこを行ったら5連休…!うわーいww …でも確か仕様書の締切日とか言ってたような気がする、うん。
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| 2006年05月01日(月) |
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