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花が咲く時を 一緒に 見たいから 僕は 動かない身体になっても 動けない身体になっても あの人より お前の傍にいたいから、 お前が あの人より 僕の傍にいてくれた分 お前の傍にいる
若木が 限りなく白に近い 花びらを 芽吹かせる時、 誰よりも先に 僕はそれを目にし 耳にし、 鼻にする事が出来る 照れ屋だったお前の頬のように 少し紅潮した お前という息吹がまだそこで 剛柔な命の時を刻み 年に一度の歓びを謳うのを
あの人よりも先に 誰よりも真先に
お前に出会うまでの永劫の時を思えば 1年の内の300と数日なんてほんの一瞬 待てる時間 雨も風も大地の歌も お前が咲き出ずる事への 胎動だと思えば 全てを受容出来るもの
お前が歌を謳い始めて 数日して やって来るだろうあの人に 僕はいつも無言で 自慢してやる。 今年も一番乗りは 僕だったんだって。
あの人、 大人気ないからさ、 多分、いつも、心の中で めちゃめちゃ やきもちやいてるんだと思うの。 それ考えると、 石の身体もまんざらじゃないなって思えるのね。
10/Sep/’04 冷華
取り敢えず、特に書く事もないけど、放置するのもなんなんで、去年、すっごく好きだった小説のシリーズが完結して気持ちを整理していく中で思い浮かんだモノを置いてみようと思います。 これ読んで、このモティーフが何だかお分かりになった方、こっそりメールください。お友達になりましょう!!(ヒントは、伊勢、戦国、駄犬、歯医者、元ヤンキーの拉致られ王です。)
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