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2006年08月29日(火) Leonardo−Monologue for L−

大空を見つめる
彼の眼差しが
常に
理想への絶望と
それの反動の
明るさに
彩られていたのは
彼がその生涯を通じて
叶わぬ恋をしていたせい
求めれば求める程
気高く
遠い存在になってゆく
彼女
常に
彼の(かいな)
スリ抜けてゆく
理想
だから
彼は
その口元に
絶望の
乾いた
微笑を
たたえていた。


0:55 20/Jun/’99 Reika


冷華 |MAIL

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