竹裡館の怠惰な日々...竹裡館住人

 

 

むかし、むかし - 2004年09月20日(月)

「どろろ」という漫画がありました。描いたのは手塚治虫というえらい先生でした。人気があったので、テレビマンガ(当時はこういう言い方しかなかったYO)にもなりました。
時代は下って三十数年後、軍事転用可能ということで輸出規制までついた某ソニーのコンピューターゲーム機で、ゲームになった「どろろ」を楽しむ当時幼稚園児だったわたくし…。
感慨深いものがありますなあ…。

幼稚園児の頃、朝日ソノラマの小説板・どろろを買ってもらって、すり切れるまで読んだものでした(今思えばいいもん買ってくれる親だな!)。金小僧が怖かった…今ゲームで見ると怖くはない(当たり前)けど。ソノシートも持ってましたよ!「どろろの歌」と「百鬼丸の歌」が入ってました。聞きましたねえ。今でも唄えるし(笑)。特に百鬼丸の歌はしぶかった。どろろの歌も、中間部が妙にドラマチックで。♪てーんかめざしてつーきすーすーむー♪

全身48カ所を魔物に奪われた赤子が、義手や義足や義眼でなんとか人間の形にしてもらい、百鬼丸としておのれの体を取り返す旅に出る。どろろは途中で知り合うどろぼう小僧。
ゲームはまだ第一章で難渋しております(笑)。
夜叉が強いよぅ…膝ミサイルが的を外すんだよう。単にアクションゲームが下手なのだが…。
アクションも派手で、なかなかヨイです。ただ百鬼丸の仕込み刀は肘からもろに生えてるやつですんで、鬼武者なんかに比べてむやみに間合いが近いのが難しい。普通に斬ったつもりでも届かなかったり(泣)。

因みにキャラクターデザインが「無限の住人」の沙村広明氏。きゃっふー!
無限でもやってましたなあ、腕ないから…肘から武器…痛いってやつ…あううぞわぞわする(お読みの方はお分かりでしょう)。

でも、イラスト主体のシーンは沙村氏の絵だからとてもいいんですけど、ムービーシーンの百鬼丸は…顔もセリフもちょっと上品。つうかおとなしい。もっとこう…切れた感じとか、やさぐれた感じでも良いんじゃないかしらん。




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