竹裡館の怠惰な日々...竹裡館住人

 

 

負傷レポ - 2006年08月06日(日)

先月中頃、那須でお仕事中の出来事です。
わたくしと同僚はいつものように先生の所の犬の散歩をしておりました。
那須の別荘地ですので、まあ緑は濃いわ空気はいいわ、ひとけはないわと心地いい限りなのです。
自分は散歩が苦手ななまけものですが、この犬の散歩ばかりは気持ちよくできるのであります。

犬というのは二匹おりまして、どっちも男の子。ミックスの中型犬です。ダイちゃんはまあお利口かな。カイちゃんは「魁皇」のカイだというぐらいで大きくて力が強くてちょっとおばかさん。両方とも性格はいい子です。
ただどっちもけっこう大きくて、力が強くて、お散歩の作法はあまりよくありません。

さてこの日、雨上がりの緑の中を気持ちよく歩いていると、突然前方を素早くよぎる何かの影。多分どこかの猫りんでしょう。
するとどう興奮したのか、わたくしの引いていたカイちゃん(大きくて力が強くておパカなほう)が力の限り猛ダッシュしやがりました。
結果、わたくしは手を離すヒマもあらばこそ、あっという間に引き倒されて道の端のU字溝にもろに頭から突っ込んだのであります。

なんとか起きあがると頭の左側、鬼ならちょうど角のあるところからバタバタバタッと血が落ちまして同僚ともども大慌て。どうりで頭がガーンとすると思った。
あとで調べたら1.5センチくらいの深めの傷ができていました。しかしほんとに頭って出血量が凄いんですねえ。

普段人通りがないのにこの時に限って車が通りがかりまして、わざわざ車を降りてこられて「大丈夫ですか!救急車呼びましょうか!」と大変心配してくださいました。
それはありがたく思いながらもお断りして、さすがにバツの悪そうな犬を連れて歩いて帰りました。

なにしろまだお仕事は始まったばかり、医者に行ってる訳にも参りません。
奇跡的にもめがねも右手も無事でして、仕事に差し支えはありませんでした。
もし吐き気でもしたらやばい、と一日だけちょっと心配しましたが、大丈夫だったようです。
半月経ったので、今ではかさぶたも取れて完治致しました。触るとちょっと変な感じがするぐらいです。
ウチが石頭の家系でよかった。

付記:
母は子供の頃、男子と頭で正面衝突して男子を泣かせたそうです。
弟は停車中の車のリアガラスに、自転車で頭から突っ込んで、ガラスは割れたが頭は傷ひとつなかったことがあります。
妹はバイクの転倒事故で頭を強打、生死の境をさまよいましたが生還しました。
こんな石頭の家系だったりします(笑)。



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