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2004年05月31日(月) 初体験

ゆみなからメールが来た。
日記はどうしたああああああっ。と。
自分だってMくんのことを考えすぎて、たまが痛いとか言って何日もサボったくせに。
もう一度ゆみなの日記を読み返すと痛いのはたまではなく頭だったのだが。よく読まなくてもそうなのだが。とにかくうるさいやつである。
おめえはるるの姑か。
そんなこんなであゆです。こんにちは。

実は昨日、日曜日だというのに飲みに行き、
帰宅してから確かにパソコンを開いた筈だったのだ。
酔いに任せていれぎゅりゃ!更新してねえかなあと
今朝淡い期待を抱きつつ開いてみると、案の定更新されていなかった。
仕方ないので、朝書いたのだか、
すべて書き終えたところで「登録ボタン」を押さずに
いきなりブラウザを閉じてしまったのだった。
最近こういうことが多い。
あまり深く考えずに行動して取り返しのつかないことになる
というパターンだ。

と、いうわけでこれから書く内容は
自分自身では二回目のネタなのだった。
だから非常につまらない。
もしかしたら初めて読むみなさんも非常につまらないかもしれない。
覚悟しておいてほしい。

さて、本題。

あれは土曜の昼下がりだった。

わしはパチでハマってしまい(結局その時は1671回ハマリ=現金投資だと5万5000円くらい)、ちょっと間を置こうと、パチ屋周辺を散歩していた。

少し人気のないところにさしかかったところ、後ろから
「すみません」と声をかけられた。

わしはてっきり道を聞かれるのかと思い
方向音痴なわしは「わかりません。」という答えを用意しつつも
「はい」と返事をして振り返った。

すると声の主が

「お時間ありますか?」

と言ってきた。

おお!これは。
もしかして噂に聞いていた"ナンパ"というやつだろうか。
そうだとしたら、わしをナンパをするには10年早いわ。
しかもオマエはどうみてもおっさんやないか。
わしは年下好きと口がすっぱくなるほど言ってるやろうが。
むしろ、10年遅いわ。

以上の6行を一瞬のうちに思い浮かべたわしは、即座に答えた。

「いえ、時間はありません。」

わしに時間があるわけない。
っていうか誰だって斎藤清六のために割く時間はないだろう。
最近めっきりお目にかからなくなったが、
10年前の斎藤清六も今の斎藤清六もあまり変わりはないことは
想像に難くない。

白のTシャツにベージュのコットンパンツの清六そっくり男は
足早に歩く私に

「あの.....











パンティのラインが透けてて....」

と言うではないか。
わしは思わず
「あ、そうなんですか。失礼しました」
と謝った。

確かにわしは最近ますます太ってパンパンのパンツを履いていた。
若い子ならまだしもおばはんが下着のライン丸出しで本当に見苦しいものを見せてしまって正直すまんかった。

わしは心の底からそう思った。


しかし、清六はその後信じられない言葉を発した。

「それで....なんだか勃っちゃって...」







はあ?



わしはきっとその時、鳩がマメ鉄砲くらったような顔をしていたに違いない
。そんなわしの「ゆみなの普段の顔のような顔」にはおかまいなく、清六は続けた。







「もうたまらないんで、












見るだけでも見てくれませんか?」


オマエは
新商品を売りつけるのに必死なセールスマンか。


でも......
もしかしたらこれが

私の人生初の痴漢体験?

おおおおっ!







「いれぎゅりゃ!」のネタができたぢゃないか!!!!!!!

そう思うとちょっとうれしかったりした。


だが、ここで「いれぎゅりゃ!」のネタのために
清六のちん○をまじまじと見つめて

「おおっ!」

と叫んだり


「ほんとだあぁぁぁ。勃ってるぅぅぅぅぅぅ。」
と喜んだり












「................ちいせえ.....。」


とつぶやいたりしたらヤツの思うツボである。

かと言って


「これはこれは。立派なものをお持ちですなあ。
ウチのだんなに半分くらいわけてやってくださいよ。」

などと褒め称えるのもナンなので
わしは無視してさらに速度を早めた。

するとしつこく清六が追いかけてきた。
「お願いします」(お願いされたかねえよ)
「ほんとに少しでいいですから」(少しでもなんでも嫌や)
「見るだけですよ」(だから見るだけでも嫌やっちゅうねん)
「こんなになってるんです」(知らんがな)

と気持ち悪さ全開の台詞を吐きながら。

さすがのわしも怖くなってきて携帯をバッグから取り出し、
電話をかけるふりをしながら走り出した。

すると清六、わしのケツを指先で触り、それでやっと諦めたのか
それ以上は追いかけて来なかった。


しかし、話には聞いていたがこういうやつが
本当にいるということに驚いた。

清六じゃなくてタッキーだったら
「見てください」と頼まれたら
「どれどれ」と言って見てもよかったのだが。

とりあえず、清六。
オマエは痴漢行為をやめて「村の時間の時間」でもやってろ。










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