うちの殿様 体つきは痩せ型。 背丈があまりないので ひょろひょろには見えないけれど。 別段太ってはいないし ある程度腕には筋肉もついているが 細い。 足も細い。
時々私の二の腕を見て 「いいなぁ、 俺の腕もそれくらい太かったらなぁ。 取り替えない?」と言う。
取り替えられるものなら どうぞ取り替えてあげましょう。(▼▼)
今年の夏休み 何を思ったか 老人体形にはなりたくないと突然言い出した。 痩せているので中年太り体形にはなれそうにはないけれど 筋肉が衰えた老人体形にはなる可能性はないこともない。
そこで 「あそこに鍛えるんだ!」 と一念発起。
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あそこ というのは近所の公園の中にある、 夏にはプール、冬にはアイススケートリンクになる施設の一階にあるトレーニングルーム。
一度 ここへ越してきて間もない頃 冷やかしで見にいった事があるのだが、あまりの真剣さにすごすごと帰ってきたことがあったのだ。(笑)
トレーニングを始める と言うことは トレーニングシューズが必要になる訳で。 でも殿は中学のとき野球部だった以外 部活などやっていない。 子供のころは剣道をやっていたが あれって裸足でしょ? 一抹の不安を覚えて 靴を買いたいと言うので付いて行った。
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どうせ出かけるのだからと 殿は読み終わった本の整理を始めた。 殿は古本屋で買ってきては 読み終わるとまた古本屋へ持って行き、 また買って来る。 ということを繰り返している。
売る前に 一応私に声を掛けてくれた。 これは読んでない。 これは売りたくない。 これはもう売ってもいい。 などと分けていたら 売る本と売らない本は同じくらいになっていた。 私がまだ読んでいない本もかなりある。 急がなくっちゃ・・・・(笑)
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さて 古本屋へ行き、その後靴屋へ。 と言ってもスポーツ専門店などへは行かない。靴の流通なる安売りの靴屋。 そこで充分!(爆笑)
ところが私が心配したとおり とんでもない靴を選ぼうとする。 それって、いくらなんでも違うと思う・・・・・
あれこれ物色し 安くて軽くて 靴底もこれならトレーニングルームで歩き回っても大丈夫と思えるものを選んでくれたので ない胸をなでおろす。
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帰るなり颯爽と支度をして出かけてしまった。
どれくらい経っただろう。 爽やかな顔で帰ってきた。
まず 自転車漕ぎでウォーミングアップ。 それから 何をしてかにをして と嬉しそうに説明している。 一応トレーナーがメニューを渡してくれ それに沿って激しくない程度にこなしてきたらしい。
とここまでは良かった。
「なんかさぁ お腹がピンと張って痛いんだよね〜♪」 「腕がキリっと 痛いんだよねぇ〜♪」 「ここ(腹筋と思われるところ)が ちょっとねぇ〜♪」
と筋トレをした体を自慢している。
あまり言うので 「明日の朝起きたら大変なことになっているんじゃないの?」 と言うと。
「そうだよなぁ。 明日の朝起きたら 腕がこ〜んなに太くなっていたりして♪」 と呆れる事を言い出す始末。
それを聞いていた次男。 「それってさぁ。 腕立て伏せ20回くらいやってさぁ。 ふん ふん ってやっているようなもんじゃない?」 と 力瘤を出すポーズをする。 しかもご丁寧に左右交互に。
なかなか鋭い発言のため やっと殿も静かになった。(笑)
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私は密かに今朝起きるのに苦労するんじゃないかと心配していたんだけれど・・・ 何事もなかったかのように 出かけていきました。
じゃ! 筋肉痛が出るのは明日か? (o_ _)ノ彡☆バンバン ギャハハハ
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