ペパーミント・アップルミント
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2003年09月28日(日) |
夏の終わり(BGM:シーズン・イン・ザ・サン TUBE) |
もうあと二日で九月も終わり。
まだまだ日中は暑いけれども、真夏に比べると日差しはやっぱりまろやかになっている。
このあたりは、巷で言われているような冷夏ではなかった。 「あぁ〜、やってられない!」と舌打ちするくらい、ジリジリと焦げ付くような暑さを憎悪しながら歩いていた。
なのに、やっぱり夏が過ぎてしまうのをこんなに肌で感じるようになると、ちょっとホロリとする。
若かった頃のように楽しかった夏の記憶を惜しむ、というよりは、「また少し歳をとっていくのね」という焦燥感に近い。
夏が終わって「秋なんだなぁ」と感じる時って、どんな時? これって人によって本当に理由は様々だと思う。
赤とんぼが飛んだのをみたとか、運動会の練習が始まった時とか、プールの水が抜かれた時とか。 「暑さ寒さも彼岸まで」という諺があるように、秋分の日がきたらそう感じる人も多いかもね。
私の気持ちの中で、夏は今日終わった。
毎朝みずやりしているうちに、すっかり情がうつってしまった。
朝は青、昼になると濃い紫、夕暮れ時には薄いピンクへと化粧直ししていた。 日差しが和らぐとともに徐々に葉とつるに勢いがなくなっていたけど、健気に数個ずつつぼみをつけていた。
ここ数日は葉先が黄色くなり始め「もう、限界〜」と、訴えているようだったけどふんばって花を咲かせていたのにな。
よくがんばりました。 タネをとっておくので、またお会いしましょう。
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