ペパーミント・アップルミント
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2003年10月06日(月) |
アヤマチ。ザンゲ。(BGM:いつのまに Dreams Come True) |
山を一つ越えました。
何かって言うと、三週連続運動会の第一弾。 昨日、無事に終わったのでした。
PTA学年対抗綱引きで5回も綱を引いて手にマメが出来てつぶれてしまったり、未就学児のかけっこに次男Pが出場しないといって手こずったりもしました。
まぁ、いろいろとアクシデントはあったけれども、私がやらかした「あれ」にくらべればたいしたことないでしょう…。
始まりは前日の特訓から。 「とにかくスタートが大事だからっ!『ヨ〜イ、スタート!』の『タ』ででなさい!」というと、長男Rは「おかあさん、それ反則だよ〜」と生意気にも言い返した。
うっ、それもそうね。 「わかった。じゃぁ、『ヨ〜イ、スタート!』の『ト』の前の『―』ででなさい!」と教え込んだ。 そのあと彼の走法の欠点チェックして、ダッシュを二十本くらいした。
こういうのを付け焼刃っていうのよねぇ〜と、わかっていたけどやめられない〜♪
さて当日。 小学生二人の運動会は、結構出番が多くて見るほうも忙しい。 しかも一学年に40人前後しかいないので、さくさくプログラムが過ぎていく。
長女Sの学級リレーが終わって「あ、当分二人とも出番がないや♪」と、気を抜いていたのよね。 ふと見ると最近、引越ししたという噂があった、長男RのクラスのOさんの旦那さんが隣にいて新居話に花が咲いてしまった。
「それじゃぁ、奥さんによろしく〜」と退場門の方向をふと見ると、なにやら見覚えのある後姿。
あれ?もしかして長男Rの学年が、退場している? おや?何の出番だったっけ?
うぅうぅ…。 母親失格?
しかし、立ち直りの早い私は「家人がビデオ撮ってるから、見せてもらえばいいや〜」と開き直った。
悪いことは重なるもので家人も我が子を見間違えていたらしく、撮影が間に合わなかったらしい。 「あ、転んだ子がいる。間抜けやなぁ〜」と、悠長に見ていたらなんとそれが長男Rだったことに気がついたらしい。
仕方なく二人で知人に事情聴取してまわった。
詳細は…私の指導通り、とにかくスタートダッシュだけはよかった(らしい)。 いつもは4〜5番手でスタートするのに、当日は二番争いに食い込んでいた(らしい)。 第一コーナーを曲がるあたりで、後ろの子と接触して転倒してしまった(らしい)。 でも、すぐに起き上がったのでビリではあったけれど、割と僅差でゴールした(らしい)。
練習ではそんな前になったことはなかったのに、当日思いもよらぬ好位置を走ったために動揺したのであろう。 加えて、上位集団の小競り合いには無縁だったので、カラダとカラダのぶつかりあいに慣れていなかったのではなかろうか? と、という分析結果になりました。
見逃した負い目があるので、昼食時間に「前向きな走りで転んだんだから、いいんだよぉ〜」とみょう〜に猫なで声で暖かい言葉をかけてやったりして。
もし気合を入れて応援していたら、「なんであんなところで転ぶの!?」と叱り飛ばしていたかもしれないし〜。 怪我の功名、ってことで。
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