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2004年03月22日(月) 一瞬のアヤマチ(BGM:ボーイの季節 松田聖子)

私は意外に、散髪するのが上手い(と、自分では思っている)。

長女Sの髪なんて、ついこの間まで十年間切り続けてきた。
女の子だから、多少ヘンになってもゴムで結んでしまえばごまかしがきく。

かえって男の子の方が、「えいやっ!」という気合が必要。

三人の子供の中で、唯一お店にカットしに行く裏切り者がいる。
それは、長男R。

まぁ、実を言えば裏切りでもなんでもなく、私がギブアップしているのですが…。

彼も二年前までは、私がチョキチョキカットしていました。
子供の髪をカットする際、家人からきつ〜く言われていることがある。
それは『絶対に髪を切り過ぎない!長いかな?というところで寸止めする』こと。

でも誰もが一度は「鏡をみて、びっくり。こんなはずじゃ…」という経験をしていると思うのですが、美容師魂がそれを許さないわけですよ。

「あ、まずい」と思った瞬間、やっちゃいました。
ザクっと、ハサミで。

帰宅した家人が「これは…」と、絶句してましたもん。
週末を待ちかねたように、「あまりに長男Rが不憫だから…」と家人が行きつけの床屋に連れて行くと、






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ちょっと不揃いかな〜と思ってはいたけど、まさかマルガリータで帰ってくるとは…。

それ以来トラウマになって、長男Rの髪だけはカットできなくなってしまいました(ちょっと嘘)。

で、今回もかなり伸びてきたので、一人で行かせようと企んでいる。
徒歩5分だし。
「なんて言えばいいの?」と長男R。
「ん〜…。『サッカー選手みたいな、モテモテ君にしてください』って言えば?」と答えた私。

それを横で聞いていた長女S。
「おかあさ〜ん。最近のサッカー選手、髪がツルツルの人が多いよ〜。」とナイスなアドバイス。

あれって、ヘディングした時に方向が定まりやすいからでしょうか?
それとも…、かなりキテルから?

長男Rの試行錯誤は続く。




 
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