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2002年06月09日(日) ■ |
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無傷です。 |
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そろそろ螢のシーズンかなぁと思って。日の沈んだ頃。でも。まだ、地面の上には昼間の光がやわやわと残っている時間帯。あるでしょう?その頃に自動車で家を出て10分ほど走ったところの川岸に。
この時間帯を描く画家ひとりを知っています。イギリス、ロンドンのTate Museumにあったのかなぁ。あと、アメリカ、ワシントンDCのNational Galleryにも小さいのが幾つか。展示されていた。
そういえば、その時間帯にシャッターを切れば、どんな・・・・な腕の人でもそれなりに見られる写真を写せるとも。写真家の友人に聞いたことがあります。magical hourだったか、mysterical hourだったか、そういう。らしい。
ともあれ。螢は出ていました。川の浅瀬にはえる丈の高い草に群がって。というほどではなかったかな。ぽつりぽつりと。そこかしこに。3匹4匹と数えられる程度。いや。いくら綺麗だといっても、ただせば虫であって、数え切れないほどの螢というといささか、鳥肌も立ちそうなものだけれども。
既に6月といっても。夜の風は体温を奪って寒くて心細くなったので。自動車のフード・ボンネットのあたたまっているエンジンの上あたりに体育座りをして。でも心細いのはかわらなくて。
帰りの道のりで。まっすぐに家に帰れば好かったものを少し遠回りしてしまって。その時に。やっちゃいました。能力以上のスピードを出して居たので、カーブを曲がり切れなかったのです。
ガードレールのない山道のカーブ。路肩は土がそのままあらわになってわずかな傾斜と共に下の小さい川に続いている。そこを、自動車ごとずるずると滑り落ちた感じ。
自力。というか、車力で上がるのは無理だったのでJAFに電話。ロープをかけて引っ張りあげてもらいました。
あ。無傷です。人も自動車も。しょうこたん、ラッキーなの。
螢を守ろう。なんて思う人は、自動車で蛍狩りなんて、だめよ。ちゃんと、徒歩で行きましょうね。ということなのかなぁと思ったり。
ちょっと前に無茶な運転を控えるようになった。って書いたばっかりだったのになぁ。
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