Don't kiss my tail

俺のしっぽ

2002年12月07日(土)  衝撃

まいったよ。
ホントまいったよ。
俺は出された物は何が何でも食う主義なんだ。
もちろんそれを貫き通してきた。
そりゃもうどんな量だろうが味だろうが。
しかしね、そんな俺の信念をあっさり崩した料理があった。

伏字するのもムカツクから直でいく。
サイゼリアの子羊のバーベキュー!!
お前だバカ野朗!!

思い出しただけでも吐き気がする。
一口食べた後動きが止まった。
口の中が異様な臭いでいっぱいになったのだ。

ん〜例えるなら家畜の小屋の下に敷いてあるワラ。
もしくは飼葉だな。

もうホント口に入れたときに衝撃が走るんだ。
いや、これはもう衝撃を超えている。

衝撃の10倍のエネルギーの排撃だ!!

子羊がもともとそういう臭いなのか、俺が食ったのがたまたまなのかはわからないが、とにかくひどかった。
俺のあまりの動揺っぷりを見たアケミチが
「一口いただきっ!!」
と、ひょいっと口に入れた。

「…」

「…モウイラナイ。」

それまであったアケミチの猛烈な食欲を一気に削いでしまった。

それほどの威力なんだ。

しかし俺も男だ。
頼んだからには全て食おう。

4口食ってしばらく考えた後口を開いた。

「ギブアップ!!」

結局ほとんど残して店を後にした。

はぁ…

気分は落ち武者だ。


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