Don't kiss my tail

俺のしっぽ

2004年04月20日(火) ピーター

映画館でピーターパン見ました。

正直あんま俺の趣味じゃなく、全然乗り気じゃなかったけど、見たら見たで結構面白かった。

ピーターパンの原作を書いた人はどういう意図で書いたかは知らないが、俺はこう思った。

全部ある一人の男のことを書いていたら面白いなと。

ピーターパンってのはいつまでも子供でありたいという気持ちが作り上げたものだ。

つまり世間のシガラミからただひたすら逃げるだけの非常に弱い心。
したがって恋による辛さも味わうことはないし、ただ毎日好きなことをやるだけだ。

しかしだ、いつまでも逃げてばかりで子供の心のまま過ごした人間がどうなるかと思う?

その現実の姿というのが、

フック船長だ。

いつまでも自分が傷つくことを恐れ、好きなことのみをやり、恋も知らず、ただ体だけが大人の孤独な男。

時間に追われ、常に時が経つことを恐れている。
そして時間によって徐々に自分という人間の存在がなっていくんだ。

それをフック船長を常につけ狙っている『時計ワニ』であらわしてるのかな?と。

なんて考えてた。
もしそうなら結構風刺をしてる作品なのかな?

まぁこれは俺の勝手な解釈だし、こうだったら面白いなって程度。

参考にはならないよ。

まぁ俺が思うに

大人のピーターパン=フック船長

なのかな?

キミはフック船長かな?


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