『天使になった男』

ジョー・タイ



とても良い本でした。








仕事ってのは

場合によって、毒にも薬にもなる

精神的に弱っている時などは、仕事に追われ、蝕まれる。

どこまでも。


一つのミスが、また違うミスを呼び、どこまでも繰り返し、悪い方、悪い方へと行ってしまう。


仕事ってのは、牢獄に似ているのかもしれない。

鉄格子の中に閉じ込められ、出たくても出られない。


でも時々、給料っていう名前の餌が放り込まれるから

飢えて死ぬことはない。牢の中に居る限りは。


けれど、牢からは出たいと思う。

外に出たいと。


けれど、外に出ればまた餌にありつける場所を探さなければならない。


それが面倒だから、それが嫌だから・・・

牢からは出られない。


実際は、そこには鉄格子なんて存在さえしないのだけれど。









最近、よく腹が減る。

そしてとても眠い。


困った。腹が減るのは特に困る。余計な出費が増えるから・・