予想の範囲内の展開だから、少しも驚いていないよ。 電話を切った夫はそう言いました。
その後事故の相手との交渉すべてを夫に託していました。 当日、夫は相手方へ電話をし、ドアが2枚分傷ついてタイヤにも傷があること、私が通勤に車を要するので代車を用意しなければならないこと、本当に事故証明を取らず保険も使用しないのかということ等、ひとつひとつ念を押しながらテキパキと確認を取っていました。
夫は不名誉ながら、過去に何度かやっかいな事故を起こしていたので、今回の私の事故でどれだけお金が発生するか予測がついていたのです。 反対に相手は私と同じで事故に不慣れ(?)なため、事故を甘く見ていたふしがあります。 今日、車屋から修理の見積もりが来てびっくりしたようです。 電話を寄越しゴネ始めたのでした。
何だか暗い感じのする相手でした。 私は被害者なのに・・・と思いながらも、逆恨みされたらどうしよう、とか、住所も電話番号もわかっているから嫌がらせされたらどうしよう、とか、通勤途中で待ち伏せされたらどうしよう、とか妄想は果てしなく続きます。 そして車を運転するのが怖い、、、。 乗らないで済むなら、車に乗ることさえ止めてしまいたいほどです。 今更ながら車は人をも殺す凶器であることを思いつ、びくびくしながら通勤しています。
笑子
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