痛い
痛すぎてもう何が痛いのか
僕には分からない
この真っ赤な腕も
ナーヴァスな脳も
穴の空いた腑だって
痛い痛い
僕はまた
疲れた笑いを浮かべた能面をかぶって
滑稽を演じるんだ
痛い痛い痛い
あいつはそんな僕を素知らぬ体で嘲笑うんだ
痛い痛い痛い痛い
もうどうでもいいんだけど
少なくともそう君の声は聞きたくないな
痛い痛い痛い痛い痛い
分からないのなら少し黙ってくれないか
僕が君を殴りつける前に
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
メランコリィ
笑えない
「なんて悲劇的なんだ!」
さぁお人形遊びはもう終わりだ
眠れない夜は
君の為
明けない朝は
あいつの所為なんだ
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