ねぇ、見てね?
ちゃんと見てて。
鉄の梯子を昇って そこにはコンクリートの丘
蒼い空に向かって走り出して 飛び降りるんだ
神様がもし居るのなら きっと僕には翼が生える
何も話さないで、ねぇ
君だけ傍に居て僕の傷を愛して
お願い 離れないで
弱くても良い 嘲られても
君だけが好き
ねぇ、暖めて?
その手で暖めて。
僕の耳は削いで 口を縫い上げて欲しいんだ
君さえ居れば僕は生きていける
神様は居やしないよ きっと僕は叩きつけられる
何かを歌って、ねぇ 耳なんて無くても 君の声は聞こえる
お願い 泣かないで
ずるくても良い 蔑まれても
君だけが好き
何かを壊して、ねぇ
君と僕の口を縫い付けてしまおうか。
お願い 目を瞑って 二人だけで良い 笑われても
君だけが好き
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