春夏秋冬
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2002年07月11日(木) 仮面

人って仮面をつけて生きている。
そんなことは分かっているつもり。

年を経るごとに仮面の数は多くなり、
また、人との出会いの度に多くなり、
そして、そのうち、仮面しかなくなる。

自分の本当の顔がどれだかわからなくなる。
自分の本当の顔がどこにいったのかわからなくなる。

もっと素直に生きたいと願い、
もっと自分を現して生きたいと願い、
いつの頃からか、親しい人の前では仮面を外している。

けれど、そうじゃない所では相変わらず、
仮面をつけた毎日。

いつか、全ての人の前で仮面が外せますように。
いつか、全ての人にまだ見ぬ本当に自分を見せられますように。
そして、いつか、全ての人から見捨てられてしまいますように。


パンダくん |MAIL

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