春夏秋冬
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2002年07月26日(金) 究極の選択

地元の市役所の試験、やっぱり落ちてた。

落ちたこと自体は悲しいことではないけれど、
オヤジがかなりショックを受けてたことが、
なんか、とっても悲しかった。

本当は、今日は自分で結果発表を見に行く予定だったのだけれど、
気持ちが乗らなくて実家に電話してオヤジから、
連絡があったかを確かめた。

オカンがでて、
「お父さん、かなりショック受けてたよ」
って、言われた。
たぶん、オヤジは役所の後輩か誰かに確認してもらったんだと思う。


進路を決定する時、悩んだ結果に出したのが、
彼女とのこれからのことを考えて、また、オヤジ越えという目標のために、
地元の市役所を受けると言うものだった。

ホントのことを言うと、役所の仕事なんか、かなり馬鹿にしていた。
事務仕事ばっかりで仕事としても魅力なんかほとんど感じていなかった。
でも、それでも、オヤジのしている仕事に興味はあった。
目標だったから。

でも、やっぱり、志が低いと言うか、
中途半端な気持ちで試験に臨んではいけなかった。
もっと、ちゃんと勉強して、それでも受からないかもしれないけれど、
「オヤジ越え」とか、「彼女のために」とか言うくらいなら、
もっと、勉強できたはず。
そして何より、自分自身のために、勉強できたはず。
今日は、自分の心の弱さというか、情けなさに凹んだ。

そして、考えないといけない。
自分がこれからどうするのかを。
大学院の修士課程を修了することで
自分自身に何かができるようになるわけじゃない。

来年の4月から、自分がどうしていくのか、と言う目標を立てなければ。
もしかしたら、それは人生における「究極の選択」の一つかもしれない。


パンダくん |MAIL

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