こいものがたり
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2002年08月12日(月)
母親

今日の朝10時半くらい
これを書いた後
ベットで寝ていたら母が部屋に来た。

部屋が汚いという理由で
枕を投げられたり
ふとんを投げられたり
散歩へ行けと言って私を足でベットから突き落としたり
携帯を取り上げられて
そしたら丁度メールが来て
返せって取ろうとしたら思い切り遠くへ投げられたり
それで怒鳴ったら殴られたり
タンスの中の物をすべて外へ出されたり

その後母親はすぐ出かけて行った。


メールは彼からだった。
携帯を握り締めながら号泣した。
彼に助けを求めて
電話をした。

30分泣きながら話を聞いてもらった。
彼は母親がどんな人かも知ってるし
今までされてきたことも話してる。


うちの母親は昔からヒステリックだった。
大体の母親はヒステリックな所があるだろう。

それがひどくなったのは小学校高学年になった頃からだった。


母は私が小学校へ上がったと同時に働きへでた。
それから母のヒステリーはひどくなった。

私が何か悪い事をしたり
母の気に食わない事をすると
母の気の済むまで殴られた。
髪を引っ張られたり蹴られたり
泣けば泣くほど、母は苛つくらしく
もっと殴られた。
お前なんかいらないと言われて
外へ引っ張り出されたのもしょっちゅう。
夜中にならないと入れてもらえなかった。

でもそれはなぜかいつも私だった。
妹は殴られたりしたことはほとんど無かったと思う。
それだけ私が悪い子だったんだろうけど。

私は気付いたらサボリ癖があった。
宿題をやらなかったり
課外をサボったり
成績も良くなかった。
先生からも劣等性扱いされていた。
母からもダメな奴だとずっと言われてた。

まだ子供だった私は
母にたくさん殴られたりすることは普通なんだと思ってた。
なんか違うぞ、って気付いたのは小学校5・6年の時だった。
友達の話と全然違ったから。


中学に入ってもまだ続いた。

中学に上がり、私は口が多少達者になったので
殴られたりすると皮肉を言うようになった。
でも何か言えば言うほど
もっと殴られた。
アザなんて当たり前だった。

母と喧嘩をして
家をでていく事もしょっちゅうだった。
冬の寒い時に出て行って
ガタガタしながら公園に居たことも何回かあった。
妹がジャンバーを持ってきてくれたりした。

そんな私を
父はよくかばってくれた。
でも、そんな私のせいで
両親は喧嘩ばっかりだった。


中学2年の11月3日。
今でもハッキリ覚えてる。

その日、また私は母に殴られた。
それで両親が言い合いをしてた。

そして母がぐちゃぐちゃにした部屋を片付けていたら
母がやってきて
せっかく片付けていたのにまたぐちゃぐちゃにした。
そして母は
『もうお母さん出てくから。
 お前のせいで出ていくんだからね。
 よく覚えておきなさいよ。』
と言って家をでていった。

それから父と妹と私の3人の生活が始まった。


母はおばあちゃん家に行った。
おばあちゃんとおばさんから何回も電話があった。
私はそのたびに泣いた。

母が居なくなった生活は快適だった。
殴られることも蹴られることも怒鳴られることも
寒い中外に居ることも無い。

ただ父がすごく心配だった。
仕事もして、家のこともしなければいけない。
私のことすらなければ、母と仲悪くなることもなかったのに。
自分をずっと責めてた。
母にもそう責められたし。


おとうさん、ごめんなさい
こんな娘で
私のことすらなければ
お母さんと仲良くいられたのに
家族もきっと平和だったのに
ごめんねおとうさん


だから私はすごくお父さんにベッタリした。
お父さんが寂しくないように。
私では埋められないけど
少しでも寂しさを埋めてあげたかった。


きっともうこのまま3人の生活が続くんだと思ってた。

でも母は帰ってきた。
私が中3の夏の時。


それからは前のようなことは少なくなった。
家を追い出されたり
多少殴られたりすることはあったけど。


高校に入ってからはもっと無くなった。
たまにあっても、年に何回かくらい。
たまにあると、泣きながら友達に電話をした。

その時に
『未衣は、なんだかんだ言ってお母さんが好きなんだよ。』
って言われた。

自分で気付かなかった。
お母さんが好き?
そんなわけない。
だって私は嫌われてるし
私だってこんな母親嫌いなはず。


でも、でもどっかで
愛されたいって思ってる自分がいた。
お母さん、私を愛して
私の方を見て
そう思ってた。

だから余計に、父に愛を求めた。


母親も子供の頃、父によく暴力を振るわれたらしい。
つまり私のおじいちゃんに。
おじいちゃんは最悪な人。
仕事もしないで、いつも鳥を撃ってた。
家にはたくさん賞状があった。
おばあちゃんは4人の子供を育てる為に必死で働いてた。
なのにおじいちゃんはすごく偉そうにしてた。
完璧な亭主関白。


母は恵まれない人なのかな。
子供の頃の家もそんな状況で
今もこんなで。

でもそうさせてるのは自分。
家にもロクにいないし
家事も全然やらない。
掃除なんて誰もやらないから
家の中はぐちゃぐちゃで荒れ放題。


母はいいよ
だって自分の好きなことしてるんだから。
好きな仕事やって
ガールスカウトやって
自分の好きなことしてる。
家のことなんて省みずに。

1番可哀相なのは父。
こんな娘を持って
あんな妻を持って
家は汚くて。
仕事もやって
家のこともやって。


おとうさん
本当にごめんね。
全部私のせいかな。
なのに私
反抗ばっかりしてごめん。
お父さんのことバカにしてごめん。
ごめんなさい・・・。






そんなこと言わないでお父さん。ごめんね・・・。

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私なんかいなくなった方がいいのかもしれない。










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