木の芽時かと思えば、この梅雨寒の空の下、近隣で変質者が出没しているらしい。幼い女の子を狙う不埒な輩。 ますます物騒になって行くのか。とても憂鬱。
意味が分っているのかいないのか、時折長女は 「○○は何の為に産まれて来たんだろう」なんて言い出す事がある。答えに詰まりそうになるが、そもそも私だって何の為に産まれて来たんだろう。 「ママに会う為に産まれて来たんだよね」 今の所はね。
新しい生命を送りだすのが怖くなるような世の中になって来ている。 本当に産んで良かったのかと不安になる事がある。 けれどいくら荒んだ世界でも、いくら豊かな世界でも、幸せは自分の身の丈の中にしかない。 私が子供を愛していけるうちは、間違いではなかったと思いたい。
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