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ジレンマ     2002年07月13日(土)

W杯後、日本人選手の海外移籍が話題になっている。

恥ずかしい話しだけど、私はJリーグの試合ってあまり見たことがない。生観戦は難しいし、TVでもスカパーで見られるのだが、なかなかチャンネルをあわせる気にならない。今はレベルアップしるだろうしちゃんと見れば面白いのだろうが、数年前に私が見た試合は選手がボールに合わせてただ行ったり来たりしてるだけ、というような非常に退屈な試合。それを立続けに数試合見てしまったのだ。マークをすればコースを消すとかではなく只ひたすら相手に密着、もしくは技量が互角でなければ走って追い掛けるだけ、みたいな。
私などは本当に『半可通』でエラそうなことを言うのが自分でもこっぱずかしい。口が曲がって来そう。
でも思い付いたからやっぱり書こう。と言うか語り尽くされてる事だし(恥)。
海外に移籍するのはいいだろう。海外で厳しい条件のもとプレーする選手が代表に合流し、他の選手に還元してくれるものは大きい。
しかし代表選手とはサッカー人口の中でも一握りのプロ選手の、そのまた一つまみだろう。それでも皆が海外のリーグから切望されるようなレベルではないだろうし、また皆が行ってしまってはJリーグのレベル・集客力が落ちるのも否めないだろうし。
代表としてW杯に出場した選手達は、Jでの自分の存在をどのように考えているのだろうか。個々の選手にとっては、海外移籍に成功して自分をアピールできるというのは最高の選択だろう。上には上がいる。世界のひとつまみの選手達は実力もそれに伴う名誉も報酬も桁外れだ。そこを目指すのは当たり前っちゃ当たり前だろう。
しかし、個人としてのアピールの他に、やはり集団で競技するサッカーにはそれだけでは済まない部分もある。今回のW杯でも中田英が滅私奉公じゃないけど、やや無理をしても声をかけ声を張り上げる役目を背負ったように。
Jに戻った選手はぜひ代表での自チームでの経験、そして強豪との対戦経験をJにどんどん還元してあげて欲しい。してますかそうですか。
自分が下層に位置していなければハングリー精神を持てないなんていうのはそこまでの器ではないだろうか。Jのトップレベルとして、それでもまだまだ上に行こうとし、下を引き上げようとする。それでなければただ海外を目指しても……、どうなの?

とにかく今年からは心を入れ替えて私もJリーグを見ます。応援しているのはコンサドーレ札幌です。悪いか。






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