伯母が一昨年までやっていた居酒屋が入った建物が雪の重みで倒壊したらしい。今日は一気に気温が上がり、空気に春の感じが漂って来たところだったのに。 営業中でなかったのが幸いだった。そして伯母も店を畳んだ後で良かった。こんな形で後始末に追われたら精神的に参ってしまうだろう。 まぁいつ潰れてもおかしくないくらいのアンティークな建物だったけれど、子供の頃から何度も行った場所だから、なんだか淋しい気もする。全部撤去されて、しばらくしたらそこに何があったか忘れてしまうのだろうか。 一体今度は何が出来るのかな。 いつまでも変わらないと思っていたあの通りも、一つ二つと新しい建物に変わって行っている。いつしか何もかも変わってしまうのだろうか。月日は少しずつ確実に過ぎて行ってるのだなぁ。
|
|