Sale e Pepe  panna


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1週間     2005年03月30日(水)

結構時の経つのが早いなぁ。
モノ坊が突如として夜中に泣かなくなった。助かる。
私はアゴにニキビ。最悪(涙)
体重は思ったほど増えていない。

モノ坊はとても気持ちの穏やかな子だけど、ずっとこうなのかな?そうだといいねぇ、お父さんに似て……。

ヒルはホント面白い。ウィールドの顔ってのが想像つかないけど……日本人だと村田雄浩みたいなの?

小泉首相とギア様は口元が似てる。結構薄情なのかも(偏見)
森進一ってのは奥さんにこういう風に思わせる何かがあるのかね。以上ワイドショー感想。

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モノ嬢@姉が再発熱。インフルエンザらしい。モノ嬢@妹も咳と鼻水で保育園最後の日をお休みしてしまったらしい。かわいそうに。もう一人の伯母にうつらない事を祈るだけだ。
外も荒れ模様。ヒルは読んでしまったし……。売店で買って来た『子供ができました』(よしもとばなな)を読んでいる。

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晴れたり荒れたり忙しい。

私は好きな人やモノがあると、その人のイヤな部分を見たくなくて目をそらしたりつぶったりしがちである。
それは好きな作家にもあって、つまらない作品を読んで「つまらない」と思ってしまうのが非常にこわい。エッセイの場合だと、私の嫌いなものを『好き』を言われるのがこわい。
好きなものをきらいと言われるのはちょっと悲しくなるくらいだが、きらいなもの好きと言われるともっと暗澹とした気持ちになる。
よしもとばななが某元アイドルを好きと書いていて、よしもとばななって私の好きときらいのビミョーなライン上なのかも、と思う。でもばなな氏は博愛主義(主義ではないか)っぽいもんな。

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わたしたちの入院している病室は南向きの9階で、ベッドに寝転がって窓の外を見上げると何もさえぎるものがなく、ただ空だけが見える。それは自宅の寝室と同じだ。
例えば今日なら、うすら寒い灰白色の空と、狂ったように風に振り回される雪ばかりが見える。それでも窓辺に立って外を見下ろせばそこは市街地である。都会であると言ってもよい。
そこそこに高い建物がびっしりと立ち並び、夜でもあかるく灯がともっている。
わずか遠くに目をやると唐突に山が連なっている。
まちと山がこんなに密接にあるなんて、CG合成のような違和感を覚えないでもないが、これが札幌である。公園と山を一緒にしてもしょうがないが、例えば新宿にだって新宿御苑がある。
でも、札幌と山の関係はもっといきなりで、だからこそ自然なのだ。野生、と言ってもいいかもしれない。

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入院って本当に変な制度だと思う。
今回だって、乳幼児には親がついて欲しい(もちろんこちらだってつくつもりに決まっているが)というのに、付添い許可証なるものを書いて申請しないとダメなのだ。形だけの事なのかもしれないがどうもそうも思えなくなる。
『必要ないけど許可してますよ』という体裁をとる事で、あらゆる配慮・サービス・ケアをしなくて良い事にしているとしか思えない。まぁちょっと被害妄想激しいかな。よくして貰ってはいるんだけど……。疲れてきてるんだろう。

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血液型について。私はけっこう因果関係あると思う。さすが(?)統計学というか、傾向がある、位にはとらえて良いと感じている。「占い」ではないな。
それも私がAB型だから思うのかもしれないけど。
それも家庭環境や地域性に比べれば些末な問題かな。
安定した(物心両面で)、または「安定している」という幻想でも子供たちに植え付ける事が出来た家庭で育った子供はやはり安定している。
不安定な家庭で育った子供は不安定になりがちではあるが、その連鎖を断つ事は可能だと思う。
いい歳こいてまで本人のいたらなさを育った家庭環境に押し付けるのはみっともない事だし周りもそれを許すのは甘やかしているだけだと思う。
歪んで育ったとしてもそれを自覚するだけで大分マシになると思うし、歪んだからと言って(責任が親やその他にあるからといって)何をして良いと言うものではないとどうして理解しないのだろう。
歪みを糧に何かを産み出す人もいる。
何かを産み出さずとも、すくなくとも人を傷つけたりしない人の方が多いだろう。
何もかも許される特別な人間などいない。

                *

一日にこれだけの量の文章(落書き?)を書いたのは久しぶり。ここしばらく考えている事を文章化するのが難しかったので楽しい。
こんな調子で創作が出来るといいのになー。と、それは才能が著しく足りない。

深夜に起きて外を見ると、やはり街中だなーと感じる。車はたくさん走ってるし。
街の生活に憧れない事もないけれど。むかし札幌市民だった頃は大通や駅前が私にとっての札幌だった。
東急や、五番館西武や、アスティ45やマルサやプリヴィや、パルコや、パレードビル。オーロラタウンにポールタウン。
その頃似合うと思っていたものの大半が、本当はさほど似合わない事を今では知っている。
セクシーな女、大人の女になろうと、なれると思っていたけど、結局これまでの半生でそんなものになった事はない。
簡単に言うと背伸びしていた事になるもかもしれない。
でも、20代前半までの私はもっと痛烈にねじくれていた。自分が何者でもない事を受け入れられず、全てを見下していた。
あんな女が幸せになれないのは当然だと今なら思う。
あぁ、私の子供はそんな私の自意識を山ほど背負って産まれて来たのかも。
特に長女など見ていて辛くなる時がある。ごめんよ。いつか、彼女もあのムダな自意識を脱ぐ事が出来るだろうか。そうである事を祈る。

今の私のテリトリーは、山奥の我が家から自力で運転してゆける範囲、そして彼が連れて行ってくれる場所。どうしても郊外が多い。
街に行く事はめったにない。外食もほとんどしない。
それで事足り、満ち足りる。
自分の作ったごはんはおいしいし、子連れには家がいちばん落ち着く。
行儀の事でうるさく言わずに済むし、いちゃいちゃできるし(アホか)

それでもたまには外で食べたいと思う事あり。だって片付けなくていいんだもん!!
自分がキッチンに立たなくてもごはんが出てくるって感動的なくらいありがたい事です。
何よりダー氏とゆっくり飲みに行きたいなー。なんたって、K夫妻の次にお酒が2人を取り持ったようなものですからね。うしし。






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