| 2003年09月04日(木) |
読書 ゲド戦記�供屬海錣譴刃嗄悄� |
引き続き呼んでいます。
いつになったらゲドは出てくるのかしら?・・ やっと出てきたら、とても地味な印象。 でもそれがつまらないかというとそれは違うんだけど。 �気粒萍�を思うと肩透かしをくらう感じ。
今回はゲドが「影との戦い」の中で島の老婆からもらった腕輪を 完全な形にする為の旅なのだけど 魔法使いに偶然の出会いはないというから、これもすべて 何かに向かって繋がっている1つのエピソードなのだと思いつつ。 この巻の主役ともいえるアチュアンの大巫女が本当の名を取り戻し 自由を取り戻す話でもある。あらすじとしてはそんなものでしょう。
しかし、常に闇との戦いが意識されて、魔法使いであるゲドという媒体があると それは物理的な圧迫感をもって体感できるのだけど そうでない一般の人には、そうとは気付かされない。
クライマックスでゲドとテナーがいよいよアチュアンを離れる時にテナーに 闇の部分が大きく膨れ上がり、その不安をゲドに向けようとする場面がある。 ああなるほど、闇の力、影との戦いとはこういうものかもしれない。
闇はどこかの人里離れた場所に隠れて、人間の世界を狙っているのではなく いつでもどこでも、人の心にも容易く入り込み、隙あらば支配しようと 見つめているのだから。
奴隷でいることの楽さ。自由の厳しさを描く物語も数あるけれど テナーのこれまでの人生を前半ほとんど使って描かれているため その辛さや迷いは胸に迫るものがある。 自分の人生を生きようとしている少女の魂と それを過不足なく見守るゲドの物語は静かながら強い印象を残す。
----------------------- ショックな出来事 近所の紅茶店が閉店していた!セールもやっていたのでもっと早く気づけば・・気軽に買えて重宝していたのに・・・。
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