たまたま日記
●たまたま日記●
たまにしか会えない彼、たまにやるチャット
たまにやる競馬…そんな、たまたまな日と普通な日常。

2002年12月03日(火) 会いたいのか、合わせたいのか。

いつもより遅い時間に、久しぶりにメッセを立ち上げたら
メッセ相手のIがオンラインになっていた。
声をかけてこないので、『きっと誰かと話中なんだろう』と思って、
しばらくネットを回った後、
「こんばんは。忙しそうですね」と皮肉な声をかけてみた。
しばらくして「だいぶ仕事も落ち着いたよ」と、
思っていたこととは違った答え。
「誰かと話中?」「いや」
それならばと、しばし会話することに。

Iは前回と違って紳士な態度で、Hな話は全然振ってこなかった。
「彼女とは会ってるの?」
「全然。会えるのは今月末ぐらいかな」
「一緒に年越し?それともクリスマス?」
「いや。クリスマス後ぐらいだよ」
「会えるの楽しみだね」
「そう?」
「そうって…久しぶりに会えるのって、嬉しいじゃない」
「さあ…会ってみないとわからないよ」

Iは、いつもそう言う。私に気を使っているのか、それとも本音なのか。
会ってみないとわからないって言う方が、私にはわからないんだけど。
「なみは、彼に会うの嬉しい?」
「当たり前じゃない。たまにしか会えないんだもん」
「そう」
「会いたいから、会うんじゃないの?会いたく無い人には、会わないでしょ?」
「まあねえ」

Iは毎日、彼女とメッセで連絡を取っていると聞いていた。
でも、彼女と直接会うのは、付き合ってきた惰性なのか、義理なのか。
会いたいと言う彼女に合わせているだけなのだろうか。
でも、嫌いだったらそれすらしないんだろうから、
やっぱりIは彼女が好きなはず。

そう考えて納得し始めたのに、
「たまには俺とキスの練習でもしてみる?」なんて言ってくる。
「そのうち彼女と会うんだから…」
「まだ、間があるよ」
よっぽど仕事で煮詰まっているんだろう。欲求不満もピークなのかも。
「なみの住んでる町に行ってもいいよ」
聞いてもいないのに、休みの日まで告げてきた。
でも、私に会いたいんじゃなくて、体を合わせたいだけなんだろうけど。
「そろそろ寝るから、またね。おやすみなさい」と、通信を切った。






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