会社のSさんが、休みの日に交通事故をおこしました。 朝電話してきて、課長が受けて、 「事故?…え?Sさん被害者じゃなくて加害者なの?」 加害者…すごく重い響きです。 おばあさんをはねてしまったそうです。 夕方、ライトを点けて運転していたのに、 目の前に突然現れて(←多分よそ見か、集中力が欠けていたのか…) ブレーキが間に合わなかったらしいのです。 ボンネットとフロントガラスの修理…衝撃の大きさが想像できます。
足や骨盤を骨折する重症らしく、 「痛い痛いって言ってたよ…お年寄りだから、骨がくっつくの遅いよなぁ…」 会社に出社してきたSさん、すごく気落ちしていて、 あまり眠っていない顔をしていました。 普段とても陽気な人なので、余計に痛々しい。
休日なのに、会社の車に乗っていての人身事故。 社長からも、監査役からも電話がきました。 保険会社からは勿論何度も。
免許更新の時に、免許ができあがるまでにVTRを見せられるんだけど、 前に見たのが、交通事故被害者家族のドキュメント。 …泣けました。事故は絶対おこしちゃいけないって思いました。
でも、事故を起こした側も、辛いんだよね。 支社長は「起きたことは仕方が無い。くよくよするな」なんて言っていたけど、 こういう時って、どうやって励ましていいのか分からない。
時が解決してくれるのを待つだけだなんて、辛いね。 今は、おばあさんの回復を祈るのみ。
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