唯一、珍しく毎週しっかり観ているドラマなんです。 (昨晩、観た勢いで感想を書こうと思ったら、 エンピツ内が変だったので、止めて寝てしまいました)
本来なら、死にオチのストーリーって嫌いなんです。 だって、絶対泣かせるって見え見えだから。 でも今回は、まんまとその策略にハマってしまっています。
タイムリミットのある恋だから、燃え上がってるんだろうなあと 冷めた気持ちで観たりもするんだけど、やっぱり切ないんですよね。
昨日は、草なぎさん演じる中村先生が実家に帰る話。 この母親が、いいお母さんで、息子のために一生懸命で、 離れて暮らしていても、いつも影から支えていたんだと思う。 その息子から結婚が決まった電話を受けて、幸せに思ったのもつかの間、 同時に余命が短いことも告げられて…。 母親の落胆…残される側の気持ちを思っただけで、泣けて泣けて。 病名を告げて、母親に謝る中村先生と、黙って手を握って支える恋人と。 その、言葉を消した演出に、また涙涙…。
母親から「甘えられたり、頼られたりするのも幸せなことなんだ」って教えられ、 病気で迷惑をかけるからと、受け入れなかったみどりの気持ちを、 中村先生が受け入れられるようになるシーンがありました。
会社の中や、恋人との間でも、 頼られたり、甘えられたりすると、 『自分を認めてもらえたようで嬉しい』って感じること、ありますよね。
以前彼に「私って貴方に何かしてあげられているのかな?」って 聞いたことがあるんだけど、 「別にしてあげるとか、気を張ることは無いよ」って言われて、 その時は納得したんだけど、心のどこかでは、しっくりしていなかった。 何もしなくていいってことは、頼られてはいないんだなって思って、 彼に対する存在価値を見出せなくて、寂しかった。
だから「甘えられたり、頼られたりするのも幸せ」って言葉が、 羨ましく感じられて、また泣けてしまいました。
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