パリに咲いた古伊万里の華@東京都庭園美術館。
庭園美術館は、まず建物自体がアールデコ調でうっとり。
古伊万里など焼き物は、難しいことは考えず、インスピレーションで好きと思ったものを鑑賞する派。藍一色の初期のころのシンプルな染付が好きだなーと思いました。
青空と銀杏。
絶好の散策日和。ザ・ペニーワイズ、ショコラティエ・エリカなどのぞきながら、ゆっくり散歩。途中、青と黄色のコントラストに目を奪われました。
■読んだもの
『葛野盛衰記』(森谷明子/講談社)
”桓武天皇から平氏滅亡までを、都という存在に託して語る一大叙事詩”と帯にうたっているように、ほんとなんというか読み応えアリの一冊。読了後、思わず、どこまで史実なのかWikiで調べてしまったくらい引き込まれます(かなり下調べして書かれているんだろうなという感じです)。正直、桓武天皇〜平氏のあたりは詳しくないので、どのエピソードも、なるほどなといちいち関心しながら読み進みました。
それにしても、最近、本を読んでいて、藤原薬子と出あう確率が高いのはなぜだろう?ネタとして書き手心をくすぐるものがあるのか。