毎年、第一回、第二回あたり見ていて、その後、録画がたまりまくり・・・
という傾向にある、大河ドラマ。今年の初日放送時分には、布団がお友達状態で寝込んでいたため、再放送をチェック。
・・・OPからして、なにかが違う?なんだか映画っぽいというか、輸出する気まんまんというか、セリフ回しが自然と言うか現代っぽいというか。そして第一回にして、子役から福山さんまで成長した龍馬。いつもながら展開が早いですよ、大河。
■読んだもの
『裁判おもしろことば学』(大河原真美/大修館書店)
月刊「言語」の巻末広告を見て、おもしろそうだなと手にした1冊。裁判員制度開始に合わせて刊行されたようですが、雑学本として読むのにもちょうどよい感じ。読みやすいです。
2章の接続詞の迷宮(1) 「又は」「若しくは」、接続詞の迷宮(2) 「及び」「並びに」、中断したら借金復活!
→日常語だとそれぞれ同じ意味のことを表すが、裁判だと又は>若しくは、及び<並びに、的に括りが大きい・小さいの違いがある。
3章の「減軽」は変換ミス?
→減刑、は恩赦などで刑が減じられること。裁判などで刑が減じられるのは減軽。よって、よく使われるゲンケイは減軽の方。
ほか、コラムやエッセイもなるほどーとおもしろく読めました。専門用語は別格として、日常でも使っている語なのに、裁判関係で使われる時には意味が違ってくる・・・というのは、言われてみればそうなんだなと思いますが知りませんでした。裁判というのは、ほんと非日常空間なんだなと改めて実感。