やや専門的な調べものがあり、広尾にある都立中央図書館へ。
専門書だけかと思ったら、文芸書も若干あり(しかも新刊ばかり!)意外。当然だが、地元図書館よりも断然多い専門書揃え。本好きとしては一日居ても飽きないと思われます(むしろ居てみたい・・・)。
■読んだもの
『武士道シックスティーン』(誉田哲也/文藝春秋)
地元の書店平台に長らく並んでいて気になっていたシリーズ。
読了後、今朝の朝刊で映画化&文庫版発売を知りました!びっくりしたー。
剣道経験者でなくても楽しめます!青い春と書いて青春・・・だな・・・としみじみ思う1冊。香織が悩み、自分のやりたい剣道・武士道に気づく。口でなんだかんだいいながら早苗がいたから気づけた道。香織も早苗も悩み考えながらもきらきらしてて、ほんと青春だわ。
『たったひとつの冴えたやりかた 改訳新装版版』
(ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア, 浅倉久志 (訳)/ 早川書房)
なにかの雑誌で、これは読んでなきゃ!的な記事を読み手にした一冊。
夢いっぱいのSF小説と思いきや、結末が結構シリアスというか現実的というか。主人公の16歳の少女コーティー・キャスはかなりしっかりした子。最初はお転婆が過ぎる冒険好き?と思いきや、結末への決断は、変な使命感や気負いを感じさせず、でもすごい。役者あとがきでふれられている作者の経歴を知ると、コーティーの性格になんとなく納得。