樹里ちゃん日記
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2004年07月18日(日) “別”の「ファントム」

スーザン・ケイ著、北條元子訳の『ファントム』はお読みになりましたか?
(芙桑社ミステリー)
この「ファントム」は、ガルトン・ルルー/長島良三訳「オペラ座の怪人」(角川文庫)とは、まったく違うお話なんですが、
宝塚版ファントムの原型が下巻の最後の最後にあるのではないかと思います。
上下巻で、けっこう分厚いんですよ〜
(友人が紹介してくれました♪)

そりゃ、上巻は、果てしなく悲しい、奇怪な話と言われてもいい展開なんですが、、
下巻の最後の最後で、思わず、宝塚版「ファントム」が現れて、
エリックの心に触れたようで、涙してしまいました。

最後には、、、皆様の想像を超えた、結末まで用意されています。
電車での移動の時や、寝る寸前の時間に読んでいて、やっと読み終わりました。

最後の3分の1だけでも、本屋で立ち読みでもいいかも??
皆様の想像を超えた(たぶん、、、)、でもこんな結末も有り得るのかと思ったら、
また、違った見方で、宝塚版「ファントム」と向き合えるかもしれません。。


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