藤井ゆかりの日記

2004年02月02日(月) 浄化

久しぶりに映画を観に行く。
ラストサムライ&試写会で当たった解夏。
前者の方は、話題作なのでおさえておかないと…
私的には、あとの解夏の方がツボにはまった。
大沢たかお演じる主人公が病気で徐々に視力を失ってしまうお話。
解夏(げげ)とは仏教用語で、お坊さんの厳しい修行のあける夏の
日の事を言うのだそうで、もうすぐ視力を失う主人公にむかって、
住職がこう言う「見えなくなるのは辛いことだが、視力を失った瞬間に、
見えなくなるという恐怖から救われる。その日があなたにとっての解夏です。」
と。深い言葉だなあ〜その悲しみははかりしれないけれど、
きっとこの言葉に主人公は救われただろう。
後から後から涙が出てきて困った。。。(笑)
涙とともに、私の心も浄化された映画だった。よかったなぁぁ〜!






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