藤井ゆかりの日記

2004年08月27日(金) 新撰組

大河ドラマ…ずっと見ていた訳ではないけれど。
ドラマも中盤にさしかかり、話も山場を迎える。
そんな先々週32、33話。山南敬助の切腹にいたるまでのエピソード。
同じ志を持ち、京都へきたはずの隊士たち。
少しづつの気持ちのすれ違いが、やがては大きな溝となる。
法度で自身達を縛っていき、そして山南の脱走…。
山南を追い、見つけてしまい逃げてくれと懇願する沖田。
逃がすつもりで沖田を追わせ、なぜ戻ってきたのかと問う近藤。
みんながみんな、逃がそうと必死なのに、山南はもうとっくに覚悟している。
そんな潔さが切ない…。演じている俳優さんが楚々とした雰囲気で、
かえってそれが悲しさを倍増させる。
そして、愛人・明里との格子越しの別れ。。。
切腹するのだとわかっていながら、最後まで明るく振る舞う彼女が健気で。(泪)
これから、ますます破滅に向かっていく新撰組。
最後まできちんと見届けたくなった。





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