映画「春の雪」の試写会に行く。三島由紀夫原作。 三島作品は読んだ記憶があまりない。なので先入観なく観る事ができた。 これまで海外から映像化に関して、たくさんのオファーがあったそうだが、 実現していない。これが初の映画化。 原作はもっとドロドロしているのかもしれないけど、お話はよかった。 日本版ロミオとジュリエットといったところか。。。 大正時代の伯爵や侯爵など貴族社会が舞台なので、衣装や言葉づかいが 美しく、映像もきれい。キャストも豪華だし。 ただ、主役の二人(竹内結子・妻夫木聡)があまりにも多くのTVドラマに 出ているので、連ドラを見ているような気がしたのが少し残念。 あと、試写会ということもあるけど、終了時間が少し遅かったせいか、 終わったとたん、バタバタと帰りはじめる人が多くビックリ。 まあ、人それぞれなので、なんとも言えないけど、 エンドロールで宇多田ヒカルの歌がせっかく流れているのに。 余韻を楽しんでこそ、映画館で観る醍醐味だと思うのだけど。。。
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